人工股関節、
右脚術後2年1ヶ月、
左脚術後1年11ヶ月。
バレエレッスン行けなくなって
4週間経過〜。
ようやく東京の感染者数が
600人代に減って、
これはレッスン行っても良いサイン?
いやいや、白血球少な過ぎの私、
3日後の血液検査の結果次第では
まだまだダメかも。
stay homeでヒマな毎日、
遅ればせながら「愛の不時着」
見ちゃいました。
いやもう、面白すぎる!
韓流ドラマにハマりそう!
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さて、stay homeの今、
バレエに対する距離感が変わりました。
考え直したんだ。
今年はバリエーション踊るぞ!、と
年頭にブチ上げたけど、
そもそも私の目標はそこだっけ?、と。
そもそも、
8年前にジャズやコンテがやりたくなり、バレエは目標ではなくダンスのトレーニングのためのものになった。
↓
リウマチ悪化で股関節破壊され、
人工股関節に。
↓
ジャズに復帰。
バレエはトレーニングのため。
↓
コロナでジャズを諦め、
近所のバレエスタジオに戻った。
↓
コロナ続く限りバレエ以外できないなら、
バレエを頑張るしかない。
ってことだったんだよね。
本当にやりたかったことは
バレエなのか?、って自問する。
まぁ、今はバレエ以外の選択肢が
ないので、それはそれとして。
問題は、
なぜバリエーション踊りたいのか?、
ということ。
なんかね、
「人工股関節でもバレエできるよ!」
ってことを証明したいがために
踊ろうとしてるんじゃないか?、って
思ったんだ。
しかもイメージしてたのが、
最後にバリエーション踊った
55歳の時の踊りで。
それは無理だと気がついた。
50代後半〜60代って、
健康で毎日レッスンしてる人でも
踊る技術を維持できなくなる年齢だよ。
例えるならば、
下りのエスカレーターを逆向きに上る
みたいなもの。
病気&手術で中断していた私は
いったい何階分のエスカレーターを
駆け上がらなきゃならないのか。
目標の下方修正が必要と
気がついたんだ。
バリエーションは来年を目標にし、
内容も欲張らない。
難度の高い技は要らない。
60代なりの美しさを表現すれば良い、
ってね。
そして、もう一つ、
「人工股関節だからできないと
思われたくない」、
という気負いも不要だと気がついた。
バレエやってる人で
自分の股関節に満足してる人なんて
そもそもいないじゃん?
ハンデも引け目も感じる必要ないよね。
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そんな気持ちにしてくれたのは、
インスタで見つけたこの人。
judelbiさんは、
ブラジルでダンス講師兼
プラスサイズモデルをしている人。
16歳でパドドゥ踊った時の写真見ると、普通サイズの美少女さんなので、
今の体型はもしかしたら病気とか何か事情があったみたいだけど、
太っているのに
すごく綺麗。
踊っている動画はこれ↓をクリック
普通は、バレエのチュチュは
痩せた人にしか似合わないし、
踊り自体も、痩せてないと
美しく見えないもの。
だけど彼女は、この体型だからこその
一種の神々しさを放っていて。
圧倒されちゃう。
よく見ると、彼女、
きちんとアンデオールしてるし、
デコルテがスッと開いてるし、
ピケの膝も伸びてるし。
(「お肉が邪魔で5番ポジション入りません」「身体が重くてポワント乗り切れません」「音感悪くて音に合わせられません」なんて大人バレエあるあるの言い訳は、彼女を見たらもう言えない。judelbiさんは片耳の聴力を失っている)
"ちゃんとバレエしてる"
から、綺麗なんだ。
私が目指すべきはそこかな、と思う。
どうやらこの動画は、
トウシューズメーカーのゲイナーミンデン社がスポンサーのようで。
(耐久性がウリのゲイナーだけに広告効果は抜群?)
judelbiさんは"ゲイナーガール" として
バレエ界に多様性を広める役割を
担っている模様。
どんな体型でも、何歳でも、
諦めないで。
自尊心を持ち、自分を愛し、
セルフケアして踊ろう。