右脚人工股関節手術後、
1日目。
麻酔と痛み止めで寝たものの、夜中は何度も目が覚めた。
お尻が痛い、ハム付け根が痛い。
術傷よりも坐骨神経痛(?)が辛くて仰向けで寝ていられない。もぞもぞと逆脚使って寝返りを試みるが、寝返りしたらしたで、禁止されてる「ひねり」の姿勢になってないか気になって落ちつかない。で、またもぞもぞ動く。
片脚の手術で良かった、と、心から思ったよ。
病室は4人部屋で、患者は3人。
野戦病院のような、あちこちで患者が呻いているのを想像してたが、私以外の2人は落ち着いたものだ。
昨日は老沼先生は7件(!)手術したそうで。
昨夕、回診の時に、
「キミドリさん、手術はうまくいったよ。次は左脚だね」と声をかけられ、
「はひ〜〜」と情け無い声で答えたら、
「アハハ、もうやる気なくしたかな?」と笑われた。
ちなみに、手術時間は31分。出血量は126ml。早っ! そして少なっ!
白血球少なくても、そりゃ感染するヒマないわ。血小板少なくても、大量出血するヒマもない。
これが年間何百件も手術しているこの先生のペースなんだ。弱音を吐いちゃいられない。
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6:00
検温。37.4度。
「明日はもっと上がりますよ。今日から歩きますから」
「痛み止め飲んどきましょうね。今日は歩きますから」と看護師さん。
これが噂に聞く船整のスパルタ式リハビリか?
歩ける気、しないんですけど〜。
7:30
それでも朝食は完食。
歯磨きはベッド上で。
朝食が食べられたのを確認後、抗生物質とリンゲル(?)点滴を外す。
10:00
体温 38.2度
清拭とガーゼ取り替え。
その後、歩行器で歩く。
術脚が1cmぐらい長くなったようで歩きにくい。筋肉を引き伸ばしているとかで、1.5倍に腫れて熱を持っている。
生まれたての子鹿状態。
トイレまで歩けたのを確認し、尿管を抜いてもらってサッパリ。
11:00
リハビリのPT先生が来る。
ベッド上で腿のマッサージ。
パンパンに腫れて浮腫んでいるのを、PT先生が優しく手で流していく。
運動は、足首の上下運動と、ハムストリングのストレッチ。
そして、歩行器でトイレまで(5mぐらい)行き、立ち座りが一人でできることを確認し、自力でトイレに行くことを許可される。
なんだ、これだけかぁ。
全然スパルタじゃなかった。(^^)
(まだ歩行器にぶら下がってようやく歩いてる状態だけど「合格」出たよ)
日にち薬とよく言うけれど、昨日よりは痛くない、3時間前より痛くない、1時間前より痛くない、って感じでどんどん良くなっていく。
12:00
昼食は、ほうとう。これまた完食。
物足りないのでおやつを食べる。
この病院は売店もコンビニもないので、おやつ持参をブロ友さんから勧められ、用意していて良かった。(^^)
あとは、ヒマ。
ひたすら、ヒマ。
明日はリハビリが増えるらしいが、初日はまずは傷の回復を待つのみ。
17:20
体温 37.5度。血圧、酸素も問題なし。
昼間、アイスノンを枕に寝てたら、熱は下がった。
ところで、リウマチの痛みが不思議と治まっている。
こないだから腫れてた右手親指が今日はスッキリしてる。
股関節から病巣を取った効果?
まさか、そんな急には変わらないよね。
白血球が術傷の感染を防ぐべく出払ってるので、悪さをしてるヒマがなくなったとか?
身体の中に人工物が入るのって、免疫的にはどうなんだろ?
「おや、見慣れないものが入ってきたぞ。敵だ!、喰い殺せ!、ん?、硬くてコイツ喰えないぞ」
なんて、今、リウマチ細胞君たち、わたわたしてるのかな?
18:00
夕食。えー、またお粥だ。
昨夜の坐骨神経痛らしきものは、どうやら坐骨結節でハムストリングが引っ張られて痛かったのと、ずっと仰向けで鬱血してたみたい。
今日は快適に眠れそう。
とりあえず、今日はもうやることなし。
早々に、おやすみなさい。