こんにちは~。
猫バカきみどんです。
また今回も、猫絡みの内容です(=^ェ^=)ニャン
このブログの記事にも度々登場している、我が愛猫クリ(16歳♀)…
今年のクリスマスで、クリを飼い始めて…というか、クリと暮らし始めて16年になりますが、私が猫を飼ったのは、クリが初めてではありません。
クリの前に、ミナという同じく♀の猫を飼っていました。
このミナが、私が飼った初めての猫でした。
ミナもクリと同じく、拾われ猫。
でも、クリと決定的に違っていたのは、人懐っこいところだった。
クリは、人見知りならぬ猫見知りが激しくて、どこか陰のある暗い猫なのに対して、ミナは活動的で猫見知りしない、やんちゃな猫だった。
宅配便や書留の配達の人に飛びついてしまったり、初対面でもお構いなし。
縁側でひなたぼっこするのが好きで、ひなたぼっこしていたかと思うと姿をくらまして、また縁側でひなたぼっこしていたり。
よく言えば元気、悪く言えば落ち着きがないというのか。
そんなある日、ひなたぼっこしていたミナの姿が、見えなくなってしまった。
姿をくらまして、また帰ってくるだろうと思っていたけど、なかなか帰ってこなかった。
夜になっても、明くる日もミナは帰ってこなかった。
それからというもの、ミナを捜してまわった。
心当たりは、全てあたってみた。
でも手がかりはなく、ミナの行方はわからずじまいだった。
夜、布団の中で涙が溢れてくることもあった。
小さな一匹の猫が、私の中で大きな存在になっていたことに、居なくなってから気づいたのだった。
ミナとは、一年も一緒に居なかった。
でも、ミナが残していったものは、大きかった。
寂しくて切ない気持ちを拭えないまま、過ごしていた日のこと。
猫がいないなら、違う猫を引き取ってくれないかと、話があった。
その猫が、現在の愛猫クリというわけで。
初めてクリと会ったとき、どこかミナと似ていて、ドキッとしたものだった。
よく見れば、やっぱり違うんだけど。
ちなみにミナって、こんな猫でした。
こんなに早くいなくなってしまうなら、もっとミナの写真を撮っておくんだった…
長い旅に出たまま、17年帰ってこないミナ。
年齢的に、もうこの世にはいないかもしれない。
明るい人懐っこい猫だから、どこか誰かの家で、可愛がられていてほしい。
事故や虐待に遭ってしまっていたりしたら、悲しすぎるから。
ミナがどうなってしまったかわからないだけに、クリには一日も長く、元気で生きてほしい。
ミナがいなかったら、猫バカにもならなかったし、クリと出会うこともなかった。