こんにちわ、なすびです。
一○工務店での会話。
「屋根は陶器瓦がメンテナンス要らなくて良いんですよね!とにかくメンテナンス不要で、ずっと雨漏りしない屋根材がいいです!!」
「陶器瓦でもコロニアルでも雨は通しますよ。水を防ぐのはその下のルーフィングシートです。」
「え~っ!そうなんですか?!じゃぁ、ルーフィングシートは何を使ってるんですか??」
「安心してください。うちではドーム球場でも使われている改質アスファルトルーフィングを使っています。何十年経ってもメンテナンス不要です。
屋根材を敷かずにルーフィングシートだけで雨ざらしにしている建物があるのですが、30年経っても雨漏りしてません。」
ということで、屋根材よりルーフィングシートが大切だと知った私は、早速調べてみました。
わかりやすい説明があったのでURLを載せます。
https://riverstone-roofing.com/basic/20151014_roofing/
ネット検索してみると、住宅のルーフィングは以下の3つに分類されるみたいです。
1、アスファルトルーフィング940
2、改質アスファルトルーフィング
3、高分子系ルーフィング
1のアスファルトルーフィングだと、最低限の防水機能はあるけれど、長年経つとタッカー止めの箇所等から雨漏りすることもあるみたいです。
そこで誕生したのが改良版の2改質アスファルトルーフィング!
これは、アスファルトに合成ゴムや樹脂を混ぜ込んで防水性能をアップさせたものみたいです。
3の高分子系ルーフィングはヨーロッパで主流のルーフィングで、防水性だけでなく透湿性も兼ね備えたルーフィングシートだそうです。
私の気になっている一条工務店とアイ工務店のルーフィングはいづれにしても2の改質アスファルトルーフィング
それぞれの製品を以下に載せておきます。
営業マンの言うとおり、雨漏りの心配は無さそうです
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一条工務店のルーフィングシート
ガムスター社 T2-PRO(一条工務店オリジナル)
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アイ工務店のルーフィングシート
七王工業株式会社 モラサンF1
特に夏期高温時の作業性等に優れています
改質アスファルトを含浸させた上部面材には樹脂塗膜だけを形成し、面材の下層に改質アスファルト層を厚くして積層仕上げをしています。従って、特に夏期高温時の軟化によるべた付きがなく、冬期寒冷時の硬化等の作業性に優れ、釘穴シール性も良好です。
特許第4207163号
モラサンF1
(20m×1m) 厚さ1.0㎜
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一条工務店もアイ工務店も改質アスファルトルーフィングを使っているようで、安心できそうです。
これから新築を建てる方は、屋根の材質だけでなく、屋根下地のルーフィングシートもチェックしてみてくださいね