シュンです。
『勉強ってまず何から始めればいいの??』
そんなふうにある生徒から質問を受けたことがあります。
どの教科も本質的には同じなんです。
というのも、「脳の特性」を理解すれば
おのずと勉強法が見えてくるからです。
前のブログで「海馬→大脳」の人間の記憶の流れを
お話したのは覚えてますか?
それに続くんですが、人間の脳が曖昧で間違いやすくできているのは、じつは脳の欠陥ではなく、賢く生きていくための「戦略」です。
環境はいつも同じではありません。
つねに流動しており、変化の連続といえます。
もし風景や出来事を正確無比に記憶してしまうと、
わずかな変化があっただけで、まったく認識ができなくなります。
人間の記憶が曖昧にできているのは、
「環境の変化に臨機応変に対応するため」です。
受験勉強においても、テキストや教科書を1回くらい
読んだからと言って、すべてを正確に記憶できるわけではないのです。
それは頭が悪いという理由ではなく、どんなにIQが高い人でも同じです。
この点を理解して、それを学習に取り入れていくことこそが、
勉強のコツといえます。
【まずは大雑把に理解しよう!】
勉強のコツは、まずは大きなイメージでとらえ、
それができたあとに細かい暗記をしていくことに尽きます。
その意味では、たとえば古典において、
古文の流れや古典文法を理解せずに、いきなり古文単語の意味だけを
覚えるのは得策ではありません。
それよりは何度も古文を読んで理解する。
その上で古文単語を覚えるのが正しい勉強方法となります。
人間の脳は曖昧にできているのですから、
いきなり細かいことを詰め込もうとしたり、
丸暗記しようとしても頭に入ってきません。
【徐々に細かい事項を学んでいく】
漫画などを使えば、かんたんに概要学習が可能ですが、
テキストや教科書しかない場合は、どうしたらいいのでしょうか?
気が焦るあまり、どうしても細かい用語などに注意が向いてしまいがちなものです。
その場合は、「速めに読み進める」ことがポイントです。
速読ですね。
そうすることによって、しぜんと細かい部分は気にせずに、
概要だけを吸収していくことができます。
次の段階として、読むスピードをやや落として、「熟読」「精読」に入っていきます。
このときに太字部分や赤字部分に注意を向けていくことが、
人間の脳の特性にかなった勉強の仕方であり、勉強のコツになります。
脳の特性に逆らわずに、むしろそれを利用して、成績アップ、偏差値アップ、そして最終的な試験の合格を勝ち取っていきましょう!
