”拡散お願い致します。” とあったので、内容を見てみたところ・・・ | kimi-303のブログ 目覚まし時計のいらない朝

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1年だけと親に言い、スーツケース一つで渡米して憧れだったアメリカ生活、気がついたらあっという間にアメリカ生活の方が長くなってしまった。優しい旦那君とワンコ達との生活と私の感じたアメリカ、私の経験したアメリカを記載していきます。

私がフォローさせてもらっているブログの方からこのようなブログのお願いがありました。なんというのでしょう?「ブログのまた聞き?」みたいな感じなのですが(笑)。そして内容を拝見させていただいたところ、こういう「声」はもっともっと拡散させるべきだと感じ、私からも’拡散お願いいたします”ということでシェアさせていただきます。

話の内容が少しずれてしまうのですが、私はアメリカに在住しながら、日本の「国民健康保険制度」は本当にすばらしいなぁと常々思っていましたが、帰国をして、母の入院や救急搬送に立ち会う事があり、医療の・・・なんていうのでしょうか?制度?制約?目指すもの?がアメリカと違うなぁと感じてきておりました。

 

まぁアメリカには日本のような「国民保険制度」がないために、医療費に莫大な自己負担がかかるためか、サプリメントなどで日ごろから「大病になるリスク」を減らすような、そういう努力?が当たり前になっているように感じます。今では日本でもいろいろなサプリメントが充実してきているようですが、アメリカはサプリメント大国といってもいいのではないかと思われるくらいに、色々なサプリメントがあります。

 

アメリカのサプリメントと漢方薬とは何が違うのかはよくわかりませんが(勉強しろよ!ですよね)とにかくサプリメントの種類がたくさんあります。

 

医療費の自己負担が大きいという事も、大いに関係があるのだと思いますが、アメリカでは余程の事がない限り、医者に行くという事がないような気がするのです。

 

これを言うと・・・「いやそれは違うよ、だめだよ、検診は受けなきゃ」といわれるかもしれませんが、私たち夫婦は、いわゆる会社が福利厚生の一部として提供してくれる「社会健康保険」が会社に勤める事を辞めた時点でなくなってしまったので、がん検診は受けるのをやめました。

 

「えっなんで?」と思われるかもしれませんよね。早期発見、早期治療ですものね?

 

でももし自分が癌になっていたことがわかってしまったら、その時から不安を抱え、また「治療」という選択ができてしまうからです。日本のように、では専門の医者にとは、金銭的に簡単にはいかないのです。例え保険に入っていても、自己負担はかなりの額になります。

 

なので、私たち夫婦は「知らぬが仏」の道を選びました(笑)。健康で居るための努力は欠かしません。何もなければ、安心だが、検診を受けて何かが発見されてしまったら不安になる。だったら検診を受けずに知らぬが仏で、毎日笑って楽しく過ごすという選択をえらんだわけです。

 

アメリカ人には、日本人のように、「ちょっと熱が・・・」「下痢が・・・」とか「具合が悪いから・・・」と直ぐに病院に行くといく習慣はないようです。さらに、医者にかかるとしても、まずは総合医師(Family Doctor)にかかり、それから必要であれば専門医師に紹介状を出してもらい、診てもらう事がほとんどです。日本のように、風邪っぽいから内科、目の中がゴロゴロするから眼科、関節が痛いから外科のように、自分で選択してその専門の医師にかかる事はあまりないように思われます。

 

こんな風に、私はずっと「日本人は健康保険があるから、安心して治療が受けられるから幸せだよなぁ」と呑気に考えていましたが、最近ふと「鼻血が止まらなく、救急車を呼ぶ程だったのに受け入れてくれる病院がない」というような話をSNSでみました。

 

(たらい回し・・・)そう言えば、昔よく聞いたかもしれない、病院が急患の受け入れを拒否したために、病院をたらい回しにされたという話。

 

アメリカでは例え健康保険がない人でも、急患で運ばれてきた場合、病院は受け入れを拒否できない事になっていると聞いたことがあります。

 

アメリカの病院は、人間の命を救うための場所、そして医者は常に今ある問題に前向きに立ち向かい、治療の道を常に開拓している、海外で治療の糸口がみつかれば、それを即座に研究に取り入れている、なぜかそんな印象があります。(もちろんすべての病院、医者がというわけではありません。そしてこれらは明らかに私見です。)

 

数年前に癌の研究所を訪問する機会がありました。その研究所はいわゆる「財団」で利益を目的としている物ではなく、国や市の寄付金?により運営されている所でした。そこで言われた事は「5年後には癌は全てなくなる。治療法が生まれる」ということでした。実際に近年には化学療法で、がん細胞だけではなく、健康な細胞までも取り除く治療法ではなく、透析により、血液内から癌細胞だけを取り除き、浄化した血液をまた体に戻すという治療法が実際に使われ始めるという話も聞きました。

 

もしかしたら、日本の医療機関でもそういう研究が行われているのかもしれませんが、アメリカではとにかく日常の生活の中でも今医療、治療法がどうなっている、どういう研究がなされ、どういう結果がでているかということが、私みたいな素人でもなんとなく情報として得る事ができるような気がします。

 

更に、病と向き合う人、そしてその家族、友人がそれぞれリサーチをつづけ、医者からの治療を受けいれるだけの形ではなく、自ら治療の糸口をみつけようと努力をしています。

 

私の友人もALSの疑い高いという診断を受け、原因なし、治療なし、希望なしと言われるALSから、その病状の進行を止め、更にその症状がリバース(回復)するという快挙を成し遂げています。成し遂げるというのは、表現がちがうかもしれません、彼女は今現在でも自らのリサーチと勉強、そしてアメリカ、スペインと実際にALSをリバースした人達が集まり、意見交換をし、情報を交換し合うグループに所属し、今でも尚且つ治療を続けています。

 

このブログを書かれた方も、ご自身の辛い経験をPositiveな糧にできるよう、少しでも今同じ病気を患っている子供たちに治療の道が開けるようにと、声をあげておられます。

 

海外とのコミュニケーションがとりやすく、情報が得られやすくなってきている時代、研究機関、製薬企業が動きだすのを待つ必要はないと思います。海外でどのような研究がおこなわれ、治療が試みられているのか、そしてどのようなサポートシステムがあるのか。

 

私が出来る事はこのようにブログを拡散すること位しかできませんが、砂粒、いやそれより小さくても、日本の中で手探りで動き出しているプロジェクトチーム応援できてたらなと思います。