松本人志・・・ | kimi-303のブログ 目覚まし時計のいらない朝

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1年だけと親に言い、スーツケース一つで渡米して憧れだったアメリカ生活、気がついたらあっという間にアメリカ生活の方が長くなってしまった。優しい旦那君とワンコ達との生活と私の感じたアメリカ、私の経験したアメリカを記載していきます。

⁸ダウンタウンが人気者になり、今や大御所と呼ばれている、その経緯はダウンタウンが世に出だしたころに渡米してしまった私はあまり知らない。

ただテクノロジーの進化のお陰で、YouTubeなどで日本の番組やラジオが観れたり、聞けたりするし、Yahoo Newsで取り上げられていたりすると、すぐに検索ができるので、もしかしたら、日本に居る人より情報が(特に役には立たない情報だが)あるかもしれない。

 

いやいや、ダウンタウンの松本人志さんが大変な事になっているようで。相方の浜田雅功さんがちょっと週刊誌で取り上げられた時には、芸人さんらしく笑いのネタにしていたのに、流石の浜田さんもネタにして笑い飛ばせるような事態ではなくなってきてしまっているようだ。

 

アメリカでも似たような騒動があった。アメリカで人気のあったシットコム(ドラマ)The Cosby Showの主人公、Bill Cosbyが性的暴力で複数の女性から訴えられ、有罪判決が下された。この訴えも、実際に性的暴力が起きたのは1970年から1980年と、それこそ何年も経ってからの訴えだった。最初は一人の訴え、そしてそのあと芋づるをたどるように、私もあった、私も・・・とその数は40人以上にもなっていた。

 

私は特にファンでもないし、それこそダウンタウンを個人的に知っている人という訳でもないが、松本人志という芸能人が気の毒に思う。そういうと、被害にあった女性達の事を考えていないとバッシングされるだろうが、よく考えてみると・・・なぜその場に行った?問題はそこにもあると思う。

 

役を演じ、お芝居をすることが好きで役者になった人も、歌舞伎役者のように、その家に生まれたから歌舞伎役者になった人も、歌う事が好きで、人が自分の歌を聞いてくれる喜びから歌手になった人もいるだろう。こういっちゃ「このオバサン何言っているの?」といわれるだろうが、昭和の・・・っていうか、戦後に芸能を職としていた人達は特に下積みをしながら、生活がギリギリでも夢を追いながら、やっと大きなステージに出れるようになった人が多いのではないかなと思ったりもする。

 

私は子供の頃、大きくなったら何になりたいですか?という質問に「大きくなったら歌手になりたい」と答えていた。それはTVにでてくる歌手みたいになりたかったからである。深く考えてはいなかったが、ようするに人気者になりたい、目立ちたい、そういう気持ちがあったのだと思う。

 

今芸能を職としている人も、人気者になりたい、目立ちたい、もてたい、そういう気持ちで芸能の道を選んだ人は大勢いると思う。そして売れた証に、なんでも手に入る(ような)気がするようになってしまうのではないのだろうか?いつのまにかに回りにチヤホヤされる。そして芸能界とはそれが当たり前に受け入れられている特殊な世界なのかもしれない。

 

そしてそれを取り巻いている人達も、きっとそういう人気者と知り合いになりたい、近づきたい、そもすれば特別な存在になりたいと思い、そういう場に姿を現していたのではないかなと、これは100%私見だけれども、思ってしまう。

 

私なんか、街中で芸能人を見ただけで、なんだか得した気分になってしまう。

 

被害にあったといっている人達も、最初は芸能人、有名人に会える、近づけると思って、そういう場に参加していたのであろう。しかし、自分が思っていた以上の状況に、それこそ「No」と言えなくなってしまった、そういう事もわかる。後で考えたら・・・となるかもしれないが、その場でそのノリで、ましてお酒が入っていて判断力が鈍っていたならなおさらであろう。

 

しかしその場にいる、「芸能人」はこういう場に来ているのだから、そうなんだろうなぁと、まぁこれもいかにも勝手な判断だが、思ってしまうだろう。

 

日本の芸能界だけではない、アメリカだってヨーロッパだって韓国だって中国だって、似たようなケースはゴロゴロとある。

 

私のスタンスはやはり、「なぜ行った?ホテルの部屋に行くという意味をなぜ勘繰らなかった?」と被害にあったといわれる女性の方々には厳しい問いかけかもしれないが、聞いてみたい。芸能界に居る男性陣がすべてではないし、これは決して奨励できることではないが、「お膳立て」という事は存在していると思う。いや、存在している。そのお膳立てしている人達も、やはり気に入られたいし、好かれたいという気持ちがあると思う。

 

それからもう一つ気になるのが、この一件についての同業者達のコメントである。芸能の業界からほど遠い、私ですら(そういうお膳立て)はあるだろうし、それこそ昔はグルーピーと呼ばれる追っかけ女子が居て、自らお気に入りの芸能人とお近づきになる、そしてそれが自慢になるということがあったのを知っている。今の若い世代の人達はわからないが、昭和の世代の人ならば、芸能の世界は綺麗事だけではない事はしっているはずだ。

 

同業者の人たちのコメントは正論であるかもしれない・・・が・・・えっ?そういうことをマジで言う?そしてあんなに良い人言って、尊敬の意すら出し、楽しく仕事をしていた松本人志に手のひらを返す?

 

だったら何とも言えないですとノーコメントを貫いたらどうだ?これからの芸能界を清い世界にしていくことは、必要であるかもしれない。そうなると本当に実力のある人しか生き残れない。芸能界に関わる人は知っているはずだ。

 

しかし法の元では、芸能界が特別な世界という扱いはない。そうなると「なぜその場に居た?」という事は問題にならない、問題になるのは暴力性行為、強制性行為が行われていたか否やである。

 

松本人志さんは大変不利な状況になってしまうのではないだろうか・・・

 

同業者の人達、手のひらを返す事はやめて欲しい。悲しい・・・あなた達から聞きたくない。

 

更に便乗して、パワハラがあった、暴力があったと、今更出てくる人も良く考えてもらいたい。つぶやきを削除するくらいなら、つぶやく前に慎重に考えるべきだと思う。

 

ひと昔前だったら当たり前だった芸能界の暗黙の了解に隠れていた人たちは、いつ自分にとばっちりが当たって来るかビクビクしているのではないだろうか。

 

最後に・・・私は週刊文春が好きではない。良いゴシップと悪いゴシップがあると思う。好奇心の強い人たちの気持ちを揺さぶり、雑誌の売り上げを伸ばし、収益を得る。そのほかに何を得ているのだろうか?私には正義を通しているようには思えない。確かに被害にあったという女性達の声は、週刊文春がなければ、世に出ないものだったかもしれない。しかし週刊文春によって、何人もの「夢を追ってきた人」が逃げ場がない所まで、とことんつぶされている。最終的にはやった事が良い悪いという所にたどり着いてしまうだろうが・・・週刊文春っていったい何が目的なんだろう。