エリザベス女王杯の各馬私見の続きでございます!

 

 

5枠10番 フロンテアクイーン

 

立ち回りの上手さと持続力が武器。

昨年は直線で前が塞がる不利があり、それでいながら3着とは0.1差。持続力の高さが活かせるこの条件自体は悪くないと思うし、スムーズなら馬券圏内があってもおかしくないのでは。

前走で2着と本番前に調子を上げてきており、そのわりに人気が無いので妙味あり。

 

 

6枠11番 ラヴズオンリーユー

 

4戦4勝の無敗のオークス馬。

一頓挫あってオークスからのぶっつけとなるが、大事を取っただけで使おうと思えば秋華賞は使えたとのこと。事実、中間の調整はすこぶる順調で追い切りではさすがという走りを見せている。

京都は2戦2勝、距離も問題なく、隙らしい隙はほとんど無い。

隙があるとすればコンビで掴んだオークス以来重賞勝ちの無い鞍上ミルコか。さすがにこの馬で下手を打ったらヤバイ。

馬自体は抜けて強い可能性もあり、余程のアクシデントが無い限りは勝ち負け。

 

 

6枠12番 センテリュオ

 

素質自体はかなりのモノがあると思うけどまだそれに実力が追いついてない感じ。

条件自体は悪くないと思うし、これぐらいの人気のときのルメールは怖いけど、現状はまだG1で上位争い出来るほどの力は無いかな。

 

 

7枠13番 サトノガーネット

 

末脚の威力と安定感には定評があるがOP昇格後のここ2走はスタートの悪さもあって通用していない。

ただ、二四、二千と連勝して来た馬なので千八は忙しかったのかもしれない。距離延長はプラスになるのでは。

それでも正攻法の競馬ではこの相手はしんどいか。余程ハマれば出番があるかもしれないが、似たようなキャラがほかにもいるだけに……。

 

 

7枠14番 ゴージャスランチ

 

先々重賞に手が届いてもおかしくない馬だが、現状G1で戦うには武器が無いかなという印象。

 

 

7枠15番 ミスマンマミーア

 

3勝Cを勝ち切れてない現状ではこの相手は厳しい。

 

 

8枠16番 スカーレットカラー

 

充実一途。

前走は展開がハマったのもあるがそれでもあの位置から差し切ったのは凄い。

今回も展開次第の面はあるが岩田騎手が完全に手の内に入れたようだし、アタマまで突き抜ける可能性もあると思う。

 

 

8枠17番 サラキア

 

牡馬の骨っぽいところと戦って結果を出している地力は侮れないが、近走で馬券圏内に入った2戦はスローで逃げてのモノだけに今回の舞台でそういう競馬が出来るかどうか。

別に逃げなくても競馬は出来るだろうだがそこまで切れる馬でもないだけに乗り方が難しいし、テン乗りの川田騎手がどう乗ってるかも読みづらい。

取捨選択が難しい1頭。

 

 

8枠18番 レッドランディーニ

 

マーメイドS2着のパフォーマンスはもちろん勝ち馬サラスには見劣りするがそれでもなかなかにインパクトは強い。斤量差はあったがスカーレットカラーに先着しているし、人気程の実力差は無いのでは。

前走が案外だったが叩いて良化してくるようなら大穴候補として面白い1頭。

 

 

以上18頭、各馬私見でした!