こんな世の中 | きめと秘密基地で会おう

きめと秘密基地で会おう

日々の感想・感動やそこから思い至った思い出などを気ままに綴っています。

歯医者の帰り


新宿駅から総武線に乗った


座れたので座って本を読んでいた。


左に学生風のねぇちゃん


そのうち右にアパレル風のねぇちゃんが座った


2人とも携帯を必死にいじくりまわしていた。



しばらくして、車内も混んできて


立っている人も出てきた頃


老夫婦が乗車してきた。


おばあさんが私の前に立った。


おじいさんは学生風ねぇちゃんの前。


2人に席を譲ってあげたいけれど、あいにく私は一人分の幅しかない。


私がおばあさんに席を譲れば


きっと、気まずくなって隣のねぇちゃんのどちらかが譲るだろう


と考えた。



そして、本を閉じ


「どうぞ~」


と席を譲り


少し離れた場所まで移動した。


立ったまま本を読みつつ、しばらくしてちらっとみてみたら


おじいさんまだ立ってるし。


結局両隣のねぇちゃんは席を譲らなかったみたい。



私はその後


運よく、また席が空いたので


座って帰れました。



最近の若者は見かけによらず親切だって話


よく聞くけど、そうでもないかも。


若者の見かけと、その行為の意外性から


そういう話が出回るだけで、


実際はごく一部の話なのかもね。