アメリカの高名な精神科医ウィリアムグラッサー博士によると、人間の欲求には5つあり、それぞれ、生存の欲求、愛所属の欲求、力の欲求、楽しみの欲求、そして自由の欲求と大別される。
食べたり、眠ったりの生存の欲求はさておき、僕は、とりわけ力の欲求が強いと自己分析している。
子どもの頃から親に褒められたいとか、友達や学校の先生から認められたいとか、様々な人からイエスをもらえる人になりたいという衝動が、今日までの僕を突き動かしてきたように思うからだ。
男の人が、キャバクラを楽しいと思えるのは、若い女性から褒めて貰えるからだ。この力の欲求というやつがお金を払う事で、満たされるからだが、よくよく考えれば、パープリンな若い女性に褒めて貰ってもお金の無駄だ。
僕も最近は、他の誰でもなく、自分自身に認められたいと思うようになってきた。
さて、どうすれば自分で自分にイエスが言えるようになるだろうか?
自分自身が自分を褒めてあげれるような頑張りは、相当キツイと思う。
ある意味本当の自己肯定感が欲しいのだが…
理想の自分を考えてみると、英語が話せて、腹筋が割れてて、世界中に友達がいて、ビジネスも成功していて、世界中の子ども達に夢を与えていけるような活動に携わっているなんて良いな。もちろん、自分の身近な人達を守りきった上でね。
なんて今の自分と程遠いのか…
しかし、理想の自分という上質世界を頭の中に超具体的に持ち、それに対して超具体的に動くことが、大なことなんだ。
今日も理想の自分に近づく一歩を進めたら嬉しい。
1日生きる事は、一歩進むことで在りたい。