最近、日本の大手美容外科の中国進出が、美容外科医の先生の間で話題になっています。
湘南美容外科の相川先生の上海院 、元聖心美容外科総院長の山川先生の進出が話題になりました。
僕は、医療に限らず、言葉や風習の違いが多い、中国で経済的に成功するのは、並大抵のことではないと思います。
しかし、中国という国は、13億人という圧倒的な人口を有し、富裕層の人口も増加しつつあります。10%が富裕層であるとすると、1億3千万人という人々がいる計算になるのでチャンスがあると考えられている日本の先生方も多いのではないかと思います。
現在、中国は北京オリンピックや先の万博など、さらに破竹の勢いで大発展する可能性を秘めています。
特に北京は、オリンピック開催の影響で急速にインフラが整備され、経済的に成功された富裕層が多いそうです。
ただし、投資となると、様々な形の方法があると思います。
大きく分けて、お金と技術を投資する方法と技術だけを投資する方法のこの2択ではないでしょうか?
僕は、後者をとっていますが、反響はかなりのものがあり、大変驚かされています。
現在の中国は、空前の美容外科ブームが起こっています。美容外科に対する期待や日本の医療技術に対する信頼はかなり高いということを認識させられました。
かねてから交流のあった延世保健美容医院の北京院と延吉院 が東京美容外科と姉妹院として提携することになり、中国で日本の最新美容医療技術を紹介させていただいたところ、あまりの反響のすごさに、僕自身大変驚きましたが、中国の先生方の熱心さは本物です。
実際に一緒に手術させていただくと、中国の先生方の手術手技は卓越したものがあり、こちらが教わることも多いのですが、日本の医療機器や薬剤の使い方、麻酔方法など互いに技術交流しながら切磋琢磨していくことで、中国美容医療の発展に寄与できることを確信しました。また、中国の先生方の医療技術を持ち帰ることで日本の美容医療にもさらに貢献できることがわかりとても嬉しく思いました。
今回、中国で、東京美容外科と延世保健美容医院との姉妹締結の調印式が行われました。
式が、中国側の主導で盛大に行われ、大変恐縮しましたが、地元メディアやテレビ局のインタビューまで受け大変なさわぎになり大変恐縮しきりの一日でした。
このような機会を与えて頂いた趙 美花 総院長に大変感謝したいと思います。
挨拶は、人前にでると途端に緊張してしまう僕ですが、なんとか頑張りました。