最高峰への挑戦 | 麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

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今日も海外出張です。

長い機上で、JALのグループ機内誌SKY WARDの記事のなかで眼科医の赤星隆幸先生の記事が目に留まった。

白内障手術を劇的に進歩させた先生の技術で、一日40人近くの患者さんが光を取り戻している。

これまでの手術時間を10分の1に短縮し、1例、数分で手術が終わるということだ。

世界中から招聘以来が後をたたない赤星先生は、国内で一日40人の手術をこなしながら、世界中を飛び回る生活を送っている。


学生時代に、「白内障は、適切な治療を行えば必ず治る病気である。眼内レンズ挿入でかなりの人が光を取り戻すことに成功すること」を習った。


しかし、発展途上国では、いまだに失明原因の第一位が白内障で、年間何百万人という人が手術を受けられずに失明している。


一人でも多くの人の光を取り戻すために、睡眠時間を、一日4~5時間。起きている時間はすべて手術に捧げている赤星先生。それ以外にも、月に2回は、海外のドクターを指導するために飛行機に乗るということだ。


本当に素晴らしいことだと思った。


大学病院で働いているときの先輩医師や恩師の先生にもこのタイプの先生方がたくさんおられた。

素晴らしいアイデアと知性で多くの患者さんを救い、全人生をかけて再建外科に取り組んでいた現東京大学形成外科教授の洸嶋先生がそうであった。10時間以上にも及ぶ手術をこなしたあとで、すぐに患者の家族のもとに訪れ、どんなに自分が疲れていても、ベッドサイドに激励に行く。その後、寝る間もおしんで医学論文に取り組み、教育、研究まで行う姿勢に完全に脱帽した。本当にスーパーマンのような先生であった。

何か、哲学のようなものがハートにないとここまでできないのだなぁと感じた。


僕も医師として多くを学ぶことができた。

先生の爪の垢でも飲まないといけないと常々思っている。


「歩みて天に達せずとも請い願わくは天を目指さん」


天には到達しないかもしれないけど、天に向かって歩み続けていきたいという意味だそうです。


こういった先生方には遠く及ばないかもしれないけれど、僕も美容外科医として、医師として少しでも上を目指して努力していこうと思う。


赤星先生の言葉です。 「誠意を尽くして手術の頂点を極める」


僕ら、美容外科医にも当てはまる言葉です。


今日も頑張ります。