映画の喫茶店
原題:LA RAGAZZA DEL LAGO

~ ちょこっとあらすじ ~ とある村の湖のほとりで、美少女の遺体が発見される。その遺体は、まるでその少女の事を知っていて特別に想う人が置いたかのように置かれてあった。その事件を担当する刑事は、その事件の真相を追っていくうちに、その村に住む人々の新たな事実を知り、真相は意外な方向へ……

チラシの通り、映画全体の映像、景色は美しく目にやさしかった。

予想もつかない展開、面白くなりそうな展開が進んで行きそうだった。

しかし私のマナコはどんどん重くなりふさがり、5~6回ほど眠りに落ちてしまった

その度何度も巻き戻して観たんだけど…… シーンの抑揚やメリハリが少なく単調で、退屈な映画に感じられてしまった。

ラストを知ってからもさほど衝撃を感じる事はなく、なんだか淡々としていた映画だった。

意外な展開、村の人々の事情、主人公の気持ちの変化等、描き方によっては、心に残る素晴らしいヒューマンドラマになれるんじゃないかな?と思うとちょっともったいない気持ちもした。

かなり久しぶりの更新デス映画は見ているけど更新力落ち気味……なので充電しながらやって行きます。



映画の喫茶店
原題:Sucker Punch (予想外のパンチ)

~ ちょこっとあらすじ ~母の死後、義理の父に精神病院に入れられてしまった主人公の女の子、ベイビードール。彼女は病院の中で自由の無い悲しい現実から逃避するため、空想の世界に浸り始めた。その空想の世界というものが不思議な力を持ち、いつしか彼女は病院から抜け出し自由を得るための戦いを始めようとする!

2011年新作映画。

ゾンビ映画「ドーンオブザデッド」・「300」「ウォッチメン」などの監督さん、ザック・スナイダーの作品。

ザックさんは日本が大好きだそうで!このエンジェルウォーズを見ると、うなずける。そして彼のオタク魂も!

なんというか普通の映画とは違う。 まるでリアルな3Dのゲームの世界に自分も入り込んだ感じ。

ザックさんはもともとミュージックビデオを作っていた方だからなんだろうね。

映画というより、挿入歌もたくさんあり、まるでPVのような映画でしたよ。

日本刀を振り回す美少女たちのアクションはかなりカッコよかった!パンチがかなりきいていた!

この映画は、評価が低くズッコケたらしいけど。

私は好きです! 映像に凝りすぎてストーリーが希薄になりがちだけど。

これみたら女子力がアップしてなんか元気が出たもんヽ(^o^)丿

自分も逃げずに戦いたくなった!

久しぶりの科学者の悲劇映画です。

「CUBE」の監督ビンチェンゾ・ナタリの作品。

映画の喫茶店


監督:ビンチェンゾ・ナタリ 

製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ他(パンズ・ラビリンス)

キャスト: エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー

[スプライス]とは、生物用語ではDNAの結合を意味するとのこと。

主人公は天才科学者夫婦(エイドリアン&サラ)。

彼らはやってはいけないことをやっちまいました。

動物と人間のDNAを結合させてしまうという実験を……

この話をきくと、ドクター・モローの島を思い出しました。

あれも、科学者が招いてしまった悲劇の話でしたね。

二人が生み出した生物は最初はそれはそれは滑稽でした。

さすが!シュールなのもイケてるビンチェンゾ監督!

だって、○○コに毛が生え、目がついてるような生物なんだもん。どう見ても……イヤン

そしてそれは異常な速さで成長し、ほぼ人間に近い状態ですごいクリーチャーになっていく……

その生物はどんなになっていくんだろう?という描写的な期待が膨らみ、面白い展開も進んでいきました。

ドクター・モローの島のクリーチャーらもインパクトあったけど、このスプライスのクリーチャーもかなりインパクトあり!!

実際、そのクリーチャーの成人役を演じた女優さん、デルフィーヌ・シャネアック、すごい可愛いです。

メインの科学者夫婦を演じた有名な俳優エイドリアンやサラよりも断然光ってます。その子のための映画なんだろうかって位。

だってだって……

この映画の中の話になりますが……、科学者夫婦が……あまりにもあまりにもおバカさんなのです。腹立つくらい笑える位……

先の事考えず暴走し行き当たりバッタリすぎる妻!妻にはむかえず欲望に弱くすぐズボン下げてしまう夫!

エイドリアンとサラといったら、有名な俳優ですが、この映画でイメージダウンにならないことをお祈り申し上げます。

でもその嫌な役どころが妙にハマっているのは事実ですww。

ストーリーはもう置いといて……

スプライスは、バイオホラー映画の中では、最も好きな新種生物です。チャーミングだった。