707冊目 メンズファッションの解剖図鑑/MB | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「メンズファッションの解剖図鑑」MB著

なぜ人は「おしゃれ」と感じるのか?話題沸騰の超人気バイヤーが読み解く、おしゃれの「ルール」と「方程式」。日本人に適したおしゃれの理論がやさしく楽しく深くわかる、まったく新しい「ファッション版・解体新書」

 

このところ毛色の変わった本が連発します。。。(・・;)

 

去年の10月、日テレの番組「得する人損する人」を見ていたら、どんなオヤジでも一瞬でオシャレになるという裏ワザをこの著者が紹介していた。

 

10人位の素人オヤジ(その中に混じって、ひふみんがいた)がそれに着替えたら、なるほど何となくオシャレに見える。

 

その裏ワザがこちら

 

著者はファッションはセンスでは無く「ルールと方程式」だと説く。

で、この人の良いところは高いブランド物でなく、ユニクロ・GU・無印良品などのファストファッション物を多用している事で、それらの物でも買っていい物と悪い物も細かく紹介している。(例えば、白シャツだったら、無印良品の「洗いざらしブロードシャツ」とか)

ファッション素人でも具体的にアイテムを紹介しているので分かり易く、何故その服が良いのか?を理論的に解説してくれるので、その基本さえ押さえれば応用も効くようになる。

 

話は変わるが、アパレル業界に彗星の如く現れ、今や業界を牛耳る程になったZOZOTOWNだが、昨年暮れに革新的なアイテムを販売(無料だった)開始した。(私も早々に予約したが、注文殺到でいまだに来ない)

それがZOZOSUITという、上下の採寸専用のボディスーツで、伸縮センサーが内蔵されていて全身の寸法を一瞬で測ってくれるという画期的な物。(このアイデアを3億円で買い取ったそうだ)

そのデータを登録しておけば、自分に合ったサイズの服をおすすめしてくれる訳だ。(体型維持にも活用できる)

しかし、それだけの事かと思いきやZOZOは凄い。

今年になり、そのデータに基づいた自社ブランド服の完全オーダーメイドまで始めた!それも安い!(現在はTシャツとデニムパンツ)

これから、色んなアイテムを拡大したらアパレル業界に革命を起こすかもしれない。

最近「おまかせ定期便」なる事まで始めるし、ホントにZOZOの商売手法(サイトやアプリも良く出来ている)には感心する。

恐るべしZOZO(紗栄子にはフラれたが)。。。(゚Ω゚;)

 

またまた話は変わり、自分で言うのも何だが私のファッション意識は相当高く、オヤジ100人集めて、もしファッションコンテストをやったら優勝する自信がある。

 

私はファッションは自身のセンスでは無く、人のマネをする。

ZOZOもWEARというコーディネート専門のサイト(アプリもある)を持ち、いろんなスタイルを紹介しているが、だいたいが若向けでオヤジ物が少ない。(だいたい50過ぎてファッションに興味あるオヤジは少ないが)

下手にオヤジが若者のマネをすると大体痛い事になる。

そこで私が参考にしているサイトがこちら

 

このサイトの良いところは、イカしたオヤジがいっぱい出ている事で、若過ぎず、年寄過ぎず、さすがイタリアなのである。

そう言えば先週?だったか、これまたTVだが色んな疑問に答える番組で、滝沢カレンの「イタリア人は何故オシャレなのか?」という疑問に答えていた。

 

その答えは11歳で学校の制服が無くなり、自分で服を選ぶ事。

そしてもう1つは、日本の店は勝手に自分で服を選んで、手に取り、試着もOKだが、イタリアは店員が1人1人応対し、合った服をアドバイスしてくれて、勝手に服を手にする事ができないそうだ。

そりゃ、オシャレになる筈だわ。。。(゚ー゚;

 

という訳で、本よりもファッションの話になってしまったが、本書はファッションの基本を押さえるのにはいい教科書になると思う。

本でなくても上記のように参考になるファッションサイトはいっぱいあるんで興味のある方は是非。

 

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