413冊目 スワン・ソング/大崎善生 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「スワン・ソング」大崎善生著・・・★★

携帯もメールもなかったあの頃、僕たちの恋は強く激しく深かった。それでも気づくことができなかった。彼女が心の底で、哀しく美しい歌をうたい続けていることを―。同じ職場で結婚秒読みの僕と由香の前に現れた、アルバイトの由布子。ラスト1ページまで突き抜ける哀しみのラブストーリー、大崎“恋愛”小説の最高峰。


初読み作家。

同じ職場で付き合い始めた彼女と主人公との間に、前に付き合っていた彼女(同じ職場)が諦めきれずに付き纏い、現彼女は鬱になり、前彼女は躁鬱病の挙げ句自殺をしてしまい、それを苦に現彼女とは別れ、数年後彼女の実家を訪れたら癌で死んでいた、、、というお話。(完全にネタばれです)


リリカルと言いましょうか、線が細いと言いましょうか、その前のミルハウザーがインパクト大だったんで。。。

まあ、ストーリーは兎も角、新聞連載作品の為か(例のごとく)何の毒にも薬にもならないような作品。

これが「大崎“恋愛”小説の最高峰」だとは恐れいった。。。( ̄∩ ̄#


次はミルハウザーの長編を読みます。


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スワンソング/大崎 善生
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