95冊目 パンク侍、斬られて候/町田 康 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「パンク侍、斬られて候」町田康著・・・★★★☆

「鳩よ」「ウフ」に3年間連載された著者初の長編時代小説が、大幅加筆修正ののちについに登場! 江戸時代、奇怪な宗教団体「腹ふり党」が蔓延する藩に現われた牢人・掛十之進。彼はいかがわしい弁舌と剣の実力を発揮して活躍するが…強烈な言語パワーにあふれたシュールな世界は目が離せない!

 

 

初めて読んだ町田の長編。

 

相変わらずの爆笑の連発。

ストーリーも珍妙で主人公と上司との駆け引きもおもしろかった。

だが、展開や文章が冗長的、また現代の単語や言い回しを多用しすぎて読んでいて段々と冷めてきてしまった。

町田は短編の方が瞬発力があって良いような気がする。

それにしても、この本読んでて腹をふってみたのは私だけでしょうか?

 

 

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)/町田 康

 

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