24冊目 オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎 | ヘタな読書も数撃ちゃ当る

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ある日突然ブンガクに目覚めた無学なオッサンが、古今東西、名作から駄作まで一心不乱に濫読し一丁前に書評を書き評価までしちゃっているブログです

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎・・・★★★☆

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。


伊坂幸太郎のデビュー作である。

ストーリーはファンタジーぽくってだいたい題名のオーデュボンって何?と思った。

ちょっと奇妙な物語ですが、おもしろく、独創的な作品でその後の作品を予言させる力作でよかったと思う。


オーデュボンの祈り (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
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