- 森末 慎二, 菊田 洋之
- ガンバFly high 22 (22)
本日、紹介しますのは「ガンバFly high」です。
今から数年前、この作品も日テレで「ガンバリスト!駿」としてアニメ化されていましたねw
ちょうど月曜のコナンの前だったでしょうか。
この作品は、「ホライゾン」「オッス!少林寺」といったスポ根ものを主に描いている菊田洋之先生とL.A.五輪にて個人鉄棒・金メダル、個人跳馬・銀メダル、団体・銅メダルの偉業を成し遂げた森末慎二さんとのコラボレーションによって誕生した傑作体操漫画です。
この漫画で、体操選手を目指した人も多いのではないでしょうか。
私も高校のときに体操部に入部しようかと悩みました。結局、私は男2人だけで、女子だらけの新聞部に入部しましたが(笑)こちらは、不純な動機で入部したので、結局友人と一緒に辞めてしまいましたw
あらすじ
逆上がりも出来ないくらい運動音痴の少年、藤巻駿は「オリンピックで金メダルが取りたい!」といって平成学園体操部に入部する。
待っていたのは先輩による厳しいシゴキの毎日だった。
そんなある日、先輩が怪我をしたことで、突然、駿が大会に出ることになって.......。
金メダルに憧れる駿の青春サクセスストーリー。
本作は、「努力」すれば願いが叶う的なテーマですが、そういったものに懐疑的な駄目な大人の私でも十分に楽しむことが出来ました。
というのも、こういったスポ根ものに関しては往々にして実現不可能な技(魔球や分身など)が登場しますが、この漫画は、さすがに金メダリストの森末さんが協力しているだけあって、出てくる技はすべて人間に実現可能な技となっているからです。事実、いくつかの技はその後「新技」として実現されたそうです。
そういった点でもリアリティーがあって楽しめるのではないでしょうか。
まぁ、現在ではあまり人気のあるスポーツとはいえない体操に興味を抱くには「漫画」は良い媒体であったんだと思います。
最後に印象に残ったセリフ
「ジムナリスト(体操選手)の握力をなめるなよ!」w