我が家の愛犬は13才のキャバリア、キーストン。

 

年末のことになりますが、キースはMRIを撮りました。

時々なのですが体がプルプル震えるという症状が出て来て、その原因を突き止める為でした。


MRIを撮る為には全身麻酔をしなくてはいけません。

MRIの検査前に、いろんな検査を受けました。

心臓の手術を受けた時も「麻酔から目が覚めますように」と祈っていたので、全身麻酔の怖さはわかっていました。


無事に麻酔から目が覚めて、体が震える原因は椎間板ヘルニアだと言われました。

脳腫瘍だとか頭の病気を覚悟していたので、正直ホッとしたのですが・・・



「よく咳をするなあ」から、その日の深夜には咳が止まらなくなりました。

元々「のどちんこが長いから」という理由で、「ケホッ、ケホッ、ケーッ」という最後は痰を吐くような音の咳をしていました。

その咳がもっと大きくなって、頻繁になった感じ。

その夜は2~3分おきに咳をするので、キースも私も一睡も出来ませんでした。


足元もふらついていました。

「きっとまだ麻酔が残っているんだね」と思っていたのですが、翌日になっても翌々日になってもふらついています。

踏ん張りが効かないというのでしょうか。

足が滑ったらそのままコロンと転んでしまうのです。


慌ててかかりつけ医に診て貰いました。

咳は全身麻酔の影響で気管を刺激したかもしれない、ふらつきは数日経っているので麻酔の影響だとは考えにくいとのことでした。


麻酔から目が覚めないことだけを心配していた私でしたが、こんなに咳をして踏ん張りが効かなくなってしまうなんて思ってもいませんでした。

こんなことならMRIなんて撮るんじゃなかったとどれだけ後悔したかわかりません。


プルプル震えるのは椎間板ヘルニアの痛みのせいだろうということで痛み止めを服用しています。

MRI検査を受けたのは二次診療を行う高度医療センターだったので、お薬代が高いのも納得していました。

(あくまでも私の考えですが、二次診療を行う病院では初診料、検査料など全てがかかりつけの病院より高い気がします)

けれどその後かかりつけ医で貰った同じ痛み止めは、二次診療病院のほぼ倍の値段でした。

何かの間違いじゃないかと思って、かかりつけ医に電話したほどです。


MRIを受けた時に「CTも撮ったほうがよい」と言われて、検査代は軽く私の月給を超えました。

そして二次診療病院の倍額のお薬代。

友人からは、「あんたが犬の為ならいくらでも払うって病院が知ってるんじゃないの?」と言われたほどです。

動物保険に入っていても雀の涙にしかなりません。


けれど痛み止めを飲み始めてから、ちょっとだけですがキースのお散歩の距離が延びました。

最近また散歩の距離が短くなってきたのは、寒いからなのかどうなんだか・・・

グレーチングで足を引っかけて転び、段差がある所でふらついて転びかけ、本当におじいちゃんのお散歩です。


でもいくらお金がかかっても、キースにはずっと傍にいて欲しいです。