今回歌志内市に来た目的は、「郷土館ゆめつむぎ」を見学する事。
道の駅巡りで必ず歌志内は訪れるが、気にはなっていたものの未だ訪問していなかった。
距離的にも中途半端と言うかいつでも来られるよね、という感じで中々足が向かなかったのだが、冬に何処も行かなかった不満がそろそろ爆発しそうだったのと「冬なら空いているよね」という考えから今回の訪問となった。
以前は有料だったのだが、今は無料で見学する事が出来る。
受付で必要事項を書いた来場者用紙を職員さんに渡し、館内の撮影は個人で楽しむならOKと言う事なので気に入ったものを撮りまくった。
他でも個人で楽しむのはOKの所はあってブログ記事には写真を載せなかったのだが、ブログって個人の日記みたいなものなので良いのかな?と、営利目的では無いから良いのかな?とちょっと今回は写真を載せてみたが、ダメならすぐに削除します。
だってここ、私的に凄く楽しかったんですよ。
正面に歌志内駅の看板がお出迎えしてくれて、順路はハッキリしないのだが、右から見ていく事にした。
秋田名物なまはげの顔出し看板、何か関係があるのかと思ったが、毎年2月になまはげ祭りが行われているようだ。
その後ろに凄い数のミニカーが展示されていた。
何かレアな物もありそうな予感。
これは石炭を使った当時の仕事を模した人形で、良く出来てるわ。
当然、歌志内の歴史のコーナーもあるが、
この収蔵庫が楽しい、子供の頃の記憶にある物が多くて、脱水ローラーが付いた洗濯機や家具調テレビなど「あったあった」と懐かしむ事が出来た。
この自転車、ウインカーとテールランプが付いていて当時流行ったが、高かったので周りでも何人かしか乗っていなかったっけ。
他にも家電とか色々懐かしい物があったが、中でも一際目を引いたのがこれ。
富士重工製スバル360、最終型なのだそうだ。
子供の頃、隣の家の同級生のおじさんがベージュのに乗ってて、家族4人でよくこんな狭い車に乗ってたな~。
海水浴にも連れて行って貰ったが、ちょっとした砂山が上れなくて道路脇に置いて歩いた記憶がある。
展示物なので触れる事は出来ないが、これ、今の軽にこの外観を乗せたら欲しくなるわ。
スバルならやってくれそうな気もするけどね。
色々展示品を見ながら最後に来たのがラビット、富士重工が造っていた125CCのスクーターだ。
これは知ってはいたが見た事が無いレアものだった。
状態はすこぶる悪かったが、仕様を見ると今でも通用するのではないかと思ってしまう。
小一時間ほどかけて見学した後、郷土館を後にした。
この時、見学者は私一人だったけど、ゆっくり見られてよかった。
思いの外楽しめた、来てよかったわ。
帰り際、道に向かって建っている銅像を撮って郷土館を後にした。
少女がモデルの銅像だが、台に書かれている題名も「女の子」で、シャツに短パン姿が寒そうだった。