思い込みと思いこんだら♪ | 厚木で20年 セラピストの応援団長いわぶちゆういち

思い込みというか信念体系というかイメージ


ご存知のように、人は思い込みの世界で
生きているといっていいくらいに
思い込みを抱えているのでしょう。


もちろん、思い込みにも自分をよりよくしてくれるものもあれば、
自分を縛りつけるものもあります。


思い込みの中で生きていくのなら
できれば、よりよくしてくれる思い込みの波に乗って
わくわくと生きたいものだな~と思います。



昔、「巨人の星」というアニメがあり、
有名なその主題歌のはじめのセリフが「思いこんだら、試練の道を~♪」

ある人は長らく「重いこんだら、試練の道を」だと思い込んでいたそうです。


何だかよくわからないものけれど、“こんだら”という重いものがあって、
それを大変な思いをして主人公である星飛馬が背負っている・・・


単なる勘違いなのですが、本当の歌詞がわかるまで
その人にとって謎の物体“こんだら”はありありと実存したわけで、


もしかしたら例えば結婚というのも
この“こんだら”ではありませんが、もしかしたら単なる自分の思い込み、
お互いの思い込みで成立したケースというのも
多々あるのかもしれません。


そう思うと思い込みってものすごい力を持っているのでしょうね。


カウンセリングでも、クライアントさんのお話をうかがっていると
本人は無意識なのでしょうが、


「~しなければならないんでしょうが」とか

「もっとがんばらないといけません」など


ご自身が思い込まれている、それに縛られているということを
仰られることがよくあります。



先日も「実は・・・」と長らく同僚との関係がかなり悪くてお悩みになられている
というケースの方いらっしゃいました。


本田さん(仮名)はもう半年くらいの間、
新しく入った会社のある同僚からほとんど無視され、
自分の中でこれを解決しようとしていたそうです。


でも、もう堪忍袋の緒が切れそうということで、
その同僚の方が本田さんにその行動を取ることでどんなメッセージを
本田さんに送っているのか?という観点で
いろいろ見ていくことにしました。


*そのワークと一緒同時にその同僚に対する感情を流す意味でプハンも行いました。



そして、その同僚との関係の元には、
本田さんとご両親との関係があると見えてきました。


「がんばらないと自分の価値を認めてくれない」という思い込みを
両親、特に父親からもらっていたみたいですが、


新しい仕事に就かれて、がんばるのではなくもっとワクワクと楽しく仕事を
していきたい♪と思われるようになった反面、

潜在意識レベルで「やっぱり頑張んないとまずいでしょ!」という葛藤を引き起こし、
それが現実のレベルでその同僚との関係を引き起こしていたのでしょう。


*この辺はあーねらで行っている「関係性を癒すワーク」の流れを行いました。
  http://www12.plala.or.jp/anela/kankeisei-iyasu-work.htm


つい知らず知らずのうちにがんばってしまうことがあるそうですが、
これからはできるだけ気ままにやっていきたいです♪と
本田さんは笑顔で帰られました。



後からうかがった話ですが、

実はその日から数日も立たずにその同僚との関係が
一変してしまったそうです。


そこには会社の他の方との絡みもいろいろあったそうですが、
なにしろ一変してしまいました♪と
うれしいメッセージをいただきました☆


本当に元の部分の思い込みが変わると人生が一変してしまうことが
ままあることをこの仕事をしているとよく目にさせていただいて、
ありがたいな~と思います☆