盆と正月が一緒に来たような激動の2週間。そして更にそこに、巨大嵐がやって来た
激動の始まりは、2週間前の息子の足骨折。息子が生活しやすいよう、家の1階部分で全てが完結できるようレイアウトを変え、日用品を揃えたり。家の中は雑然とし、それもストレスではあったのだが、今はそんな事よりも息子の生活利便性のほうが優先だ
そしてあれは、息子の手術の日。無事に終了して、ホっとしていたのも束の間、夫がスマホを見ながら、驚愕の事実を私に告げた。
夫:「おいっ!!明日、姉さん来るって!!息子の暇つぶしの相手になるって言っている!」
何ですって!?
お姉様が、この家に上陸!?(ゴジラかっ)
しかも、上陸までに残された時間は・・・
24時間!?
ジャック・バウアーかっ!!
ふざけている場合じゃない
息子が骨折して以来、家の中の事など二の次だったし、お姉様ご到着までの24時間で、師走並みの大掃除、ゲストルーム・寝具・タオルの準備、食料品の買い出し、死臭漂う息子の洗濯物の処理など考えるだけで目が回る
しかも私は通常通り、朝から仕事もあるし、どうすればいいのよーーーっ!?
絶体絶命
しかし、立ち止まってはいられない。
ナッツ・バウアータイマー。
既にカウントダウンは始まっている
ひとりパニックに陥っている私をよそに、夫はソファで本を読み、息子は術後の足を高く放り投げてゲームに没頭。
お姉様は夫の実姉であり、息子を見舞うためにやって来る。よくよく考えたら、私が一番関係ないはずなのに、何故に私だけが髪振り乱して走ってる!?
それにしても、ボストンからカリフォルニアって、飛行機で5時間超えの遠い距離。言うならば、ベトナムから東京に飛んでくるようなそんな距離感だ。それを24時間通告で飛んで来るとは・・・
富裕層のきまぐれは、時にして周りの人間を振り回す
しかし、息子が退屈だろうと思って飛んできてくれるのだから、そのお気持ちは本当にありがたい。そんなお姉様が心地良くご滞在出来るよう、私は夜を徹し、準備を整えた。(夫はすぐ寝た)
そして当日。幸い、機体整備による遅延が発生し、予定上陸時間より3時間遅れてのご到着。
ナッツ・バウアー
九死に一生を得る
深夜近くのご到着に加え、3時間の時差でおねむのお姉様。食事は要らないとの事だったから、ウェルカムディナーは、翌日にする事に。
がしかし。そこでやっぱり、夫とお約束の一悶着
思い出すだけでも苛立たしいが、長くなってしまったので、続きは次回という事で。
お姉様・・・次回はせめて72時間通告で
*「24」関連の画像はお借りいたしました
By NUTS
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