息子の通う小学校。
ランチは、校内のカフェテリアを利用しても、お弁当持参でもOK。
我が家の場合、週に3日はカフェテリア。残りの2日はお弁当を持たせている。
しかし今日、息子がお弁当を残してきた。
ママ:「全部食べないんだったら、お弁当作らないよ。結局捨てるんだったら勿体ないし」
私は食べ物を無駄にするなという思いを込めて、ちょっとキツメの言い方で息子に告げた。
息子の顔が、一気に曇る。
息子:「ママ!そんな事言わないで!」
ママ:「だって、勿体ないし、早起きして作る意味ないじゃない」
息子:「学校のカフェテリアの給食は、世界一まずいんだ!」
ママ:「そりゃ、日本の学校の給食と比べたらまずいだろうね」
息子:「まずいなんてもんじゃないんだ!一番美味しいのは、サラダなんだよ!」
ママ:「サラダ・・・」
息子:「いや、サラダじゃない・・・缶詰のフルーツだ!」
そりゃ、ヒドイわ。。。
息子:「それに、ボクはママのお弁当が大好きなんだ!みんなボクに言ってるよ。こんな美味しそうなお弁当作ってくれるママがいるなんて、君はラッキーだねって」
ママ:「え?」
息子:「おやつだって、こんなスナックを入れてくれるクールなママがいて、羨ましいよっていつも言われてるんだから!」
ママ:「え?え?え?」
ちょっと、それ早く言ってよ~
ちょっと、それ早く言ってよ~
褒められて伸びるタイプなんだからさ~
ママ:「で、周りのお友達は、どんなランチ持ってきているの?」
息子:「ポテトチップスとか、チーズとか、クッキーとか、チキンナゲットとか・・・」
そうなのよね
アメリカの子供たちのランチボックスって、そういう感じが多いらしい。良くて、ピーナッツバターサンドイッチというところか。中には、何も持たせてくれない親もいるというから驚きだ。
そりゃ、そんなお菓子みたいなランチを食べている子たちだもの、残り物詰めるだけのお弁当だって、美味しそうに見えるはずだわ・・・。
学校に鮭持ってくるアメリカ人なんて、いるわけないし
ちなみに息子が幼稚園の頃は、キャラ弁なるものも頑張っていた私。
見よう見まねで、雑な仕上がりではあるけれど、毎日、先生たちから賛辞の嵐
既にキャラ弁は卒業したが、ピックや英字ペーパー、飾り切りや型抜きなんかで誤魔化す私。
そんなお弁当でも、アメリカ人からすると・・・
そんなお弁当でも、アメリカ人からすると・・・
ファービュラス!
時には、アメリカ人がこよなく愛す「カリフォルニアロール弁当」も。
「SUSHI」は、アメリカの子供たちも大好きなメニュー。
うちの息子・・・幼稚園の頃からシバ漬け好きなおっさん男子。
鮭同様、サバ持ってくる子供もアメリカにはいないだろう・・・。
ちなみにピックやおかずカップ、ペーパー類は、バタつく朝でも使いやすいよう引き出しに収納。
やれやれ。
今日は、お弁当残して来た息子に、ついついキツく言ってしまったが、ママの作るあんな手抜き弁当でも、息子は誇らしげに思ってくれていたのかと思うと、じーんと来た。。。ゴメンよ、息子。
久しぶりに、思いっ切り息子をハグしてしまった放課後なのだった
By NUTS
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