自分のまわりに汚れたものを見る。

いやなことを聞く・・

それは自分が高貴でないからである。

魂が下落しているのである。

そんな時は、聞いたこと、見たことに腹を立てるより、

自分を反省して清めるべきである。

人が自分を馬鹿にしから、見下したからといって腹を立てることはない。

そんな時は、自分の内容を反省してみるべきである。

これが運命をよくする道である。

(「常岡一郎 一日一言」より)


周りに嫌なことを言う人がいたり、自分を馬鹿にする人がいたら、

つい頭にきてしまうもので、不愉快な気持ちになってしまうものです。

そんなことを言う人は間違いなく人間的にレベルが低く、

ある意味可哀そうな人たちです。

と同時に、そういう人たちと縁を結んでしまったあなたは不運である、

とも言えるかもしれません。

なので、そういう事態に直面したら、この先はもっと運がよくなるように、

もっと良い人たち、良いお話しと縁を結べるようプラスに考えてみてはどうでしょうか?

ポイントは、相手に腹を立てたり、周りの環境のせいなどに絶対しないこと。

(実際は相手に原因があるとしても)縁を結んだ自分の側に何か問題がなかったか、

心を落ち着かせて静かに深く考えてみることです。

そこに、周りに流されやすい自分の弱さや、決断力のなさ、嫉妬心など、

何らかの自分の課題が見えてきたら素晴らしいことです。さっそく改めましょう。

相手の人は、自分にそれを気付かせるために、ひどいことを言ってくれた、

と理解ができるようになったら、あなたは完全に清められています。

魂のレベルが上がったとも言えるでしょう。

清められたあなたは、次第にもっと良い縁につながっていけると思います。

次にひどいことを言われることがあったら、是非やってみましょう。

(ただし親兄弟との縁は、生まれたときからの縁なので簡単な話ではないですけどね・・)