今までは、すべての感情の衝動や刺激を、
心ですぐ受けて、驚きあるいは怒り、
あるいは悲しんでいたろう。
今度はそれを、
腹で受けるようにしてごらん、腹で。
心で受けると、
どうしても衝撃が大きいんですよ。
(中村天風「心が強くなる言葉」より)
心は常にプラスに積極的に使いたいものです。
でも、誰かに悪口を言われたとか、怒られたとか、裏切られたとか、
日常的にたくさんのマイナスの刺激がやってきます。
心はとてもデリケートでもあるので、
すぐに傷つきやすく、簡単にマイナスになりやすいものです。
なので、天風先生が言われるように、マイナスの刺激が押し寄せてきたら、
心で受け止めるのでなく、腹で受け止めるようにしてはどうでしょうか。
自分の心がマイナスの刺激を受けて激しく動揺する前に、「ちょっと待った!!」をして、
まずはお腹で受け止めるようにしてみましょう。
お腹といっても、下の方、下丹田と言われるあたりで受け止めるのです。
そこには、ヨガなどで言われる「第二チャクラ」という重要な場所があります。
そこで一旦受け止めるだけで、かなり冷静に心が受け止められるようになります。
さらに、私の場合は、下丹田に大きな無限容量のダストシューターの穴があるとイメージしていて、
嫌な感情は、そこにポイッと捨てて「あ、消えた!!」と思って、あとは考えないようにしてます。
マイナスな嫌な感情というのは、うまく処理しないと、ずっとネチネチまとわり付きます。
そのままにしておくと、心はもちろん身体にまで影響が出てくるかもしれません。
お腹を大切にして、お腹にある無限のパワーを使って、マイナスの刺激に対処するようにすれば、人生がかなり楽になるように思います。