全く「一寸さきは光」である。

これは
「念じていたら花がひらきました」
という人と

「念じていても花は一向にひらきません」
という人がいるのと同じで、

一寸さきは闇という人にはいつも闇がくっついて歩き、
一寸先は光という人には必ず光が射してくるのである。

これは理屈ではない、
信念信仰なのである。

(「坂村真民一日一言」(致知出版)より)


何をやっても裏目に出て、板挟みになって、

八方ふさがりになることがあります。

そういうときにこそ、自分の日頃の学びが試されているということです。


そういうときの原因は、自分にも、相手にも、周りにもあります。

まず、自分に欠けていたものがなかったかを、第一に反省して、

それを修正したら、あとは心をどっしり決めることでしょう。


「一寸先は光」「念ずれば花ひらく」・・・運まかせとはまったく逆です。

自分の行先にある目標に、信念信仰と言えるくらい、しっかり心をむけて、

周りにあるマイナスには、心をまったく動かさない、惑わされないことです。


そういう強さと柔軟性が身に付くように、日頃から学ぶことが大切になります。

日頃の学びとは、プラスの言葉(良い言葉や先人の名言)を栄養分にして、吸収して、

自分の人間性を大きく成長させるということだと思います。

学ぶということは、本来そういうものであるはずです。