健康で幸せになるには、生命力を高めることが重要です。

そのためには、身体の浄化をつかさどる「腎」を大切にしなければいけません。



「腎」を健康にして、生命力を強化するためには、

腎臓をできるだけ冷やさないように気を付ける、

腎臓を暖かくするような食材(山芋など根っこ系など)を

多く食べるようにするとよいそうです。


また時々、両手を自分の背中の腎臓の部分に当ててみて、こすってみたり、

腎臓に「ありがとうー」って言いながら、手の平の力で暖めてあげるとよいでしょう。

さらに、足裏の土踏まずのあたりは腎臓につながっているそうなので、

毎朝毎晩、足裏を自分で揉むのもよいと思います。



安岡正篤先生は、「多憂労腎」に十分気を付けるようにと教えられました。

「憂」が多いと、「腎」が疲れて、自分の生命力が下がってしまうということです。


ここで「悲」と「憂」の違いは、

「悲」は過去のことにつながり、

「憂」は未来にわたってつながるものです。


すなわち、将来のことをくよくよ悩む人は「腎」が疲れてしまい、

生命力も下がってしまうといことです。


未来へは、「夢」や「希望」を持つと、未来からエネルギーがもらえるのですが、

あれこれ悩むと腎が疲れて生命力が落ちてしまうということですね。


これからは、自分の「腎」を大切にすることを強く意識して生活すれば、

知らず知らずに生命力が高まり、心身ともに健康になれると思います。