先月21日の遠征の最後。当初は三江線の跡を見に行く予定だったが、江の川の氾濫があって断念。もう一つの理由は新型コロナウイルスである。ジリジリと感染者が増えている状況にあった。それが割と感染者の多い兵庫県から感染者の少ない県に行くことに少し懸念があった。そして今月に入っても感染者増は止まらない。子供たちの夏休みだし、どこかへ連れて行ってやりたいが、中々…。
餘部橋梁を見渡す撮影地は昔からここ。どれくらい昔かは知らないが、私が17年前に初めて来たときからこの場所だった。ただ、こんなに開けてなかった。
鉄橋時代、どう頑張っても手前の草木がファインダーに入り込む。架け替えの寸前に整備されたのだが、そのときは連日大勢のファンが来ていて、ここに来ることさえできなかった。
失敗気味ではあるが、鉄橋時代のベストショットはこの「出雲」。京都を4時前に出発して、餘部通過は確か7時ごろだったと思う。DD51とブルトレの組み合わせは当時でも貴重だった。のだが、この日は私一人だったのが奇跡。
そして先月、鉄橋を見渡す撮影地はこのように整備されていた。架け替えしてから初めて訪れた。手すりまであるし、瑞風撮ってくださいと言わんばかりになっている。
エレベーター塔が人によっては景観を、なんて言うかもしれないが今さら言っても仕方ない。橋梁と海と列車が写っていれば私的には文句はない。17年前は播但カラーのキハ47だったが、今は昔に戻ったかのような首都圏色のキハ47。見にくいが、この列車は鳥取行きである。豊岡から鳥取まで行くのである。
この橋梁での狙いは「はまかぜ1号」。増結キャンペーンはなかったが、コンクリの橋に新型気動車(といってももう10年くらい経つけれど)は合うね~。瑞風もよく合うのだろう。運転再開が待たれる。
この後、もう1か所寄って帰路に向かったのだが、狭い県道でゲリラ豪雨に3度あって「車水没したらどないしよー」と言いながら無事帰宅。4か月ぶりの遠征でスカっとした。年内にもう一度どこか行きたい。