ご無沙汰しております。昨年秋以来の更新となります。クラシックをあまり聞かなかった、というか聞けなかった理由がやっとわかった。ちゃんとしたヘッドホンを使ってなかったからである。昨年にオーディオテクニカのATH-S100が壊れて破棄して以降、イヤホンでYouTubeや音楽を聴いてはいたがクラシックはあまり聞いてなかった。長時間音楽を聴くにはイヤホンではしんどい。最近ヘッドフォンを買ったのでちょくちょく聞き始めた。
今回は名曲中の名曲である。ただ、2枚購入した理由はそれぞれ別にあるが英雄が目的ではなくたまたま英雄とセットになっていたので買った。せっかく2種類あるので今回久々に聴き比べをしてみた。こちらのセル盤は大阪万博の来日ライブでも取り上げられたそうだが、このCDは1957年の録音。ステレオの初期だが音質はかなりいい。ハンガリー生まれの指揮者とアメリカのオケ、ということになるが演奏自体はそれらを全く感じさせず全体的に上品。セルがクリーヴランド管弦楽団の首席指揮者になって10年が過ぎたころの録音でコンディションは絶頂にある。テンポはやや速めだが、1音1音をはっきりと響かせている。2種類の演奏を聴いてもあまりこの曲の理解ができていない現状なので、感想はこのくらいにとどめておく。このCDを買った理由はコリオラン序曲のためである。
先に買ったのはこっちの方で、モントゥーとウィーンフィルの盤。偶然にも録音はさっきのセルと同じ1957年。こちらもデッカだけあって音質は良好。これも英雄のために買ったのでなく、交響曲第8番のために買った。その時の記事↓
英雄の方だが、第1楽章の終結でトランペットが高らかに鳴らすところが木管楽器に置き換えられている。その部分だけで評価される方もいると思うが、私にはどちらでもと思う。第1楽章から第3楽章まではちょっと退屈に思えていたが、第4楽章だけが盛り上がる。急にオーケストラが火を噴いたわけでもないのだが、音の広がりというか4楽章だけふっくらと鳴り雄弁に響いた。初めに聞くには少々しんどいところがあるが、モントゥーのファンは持っていて損はないCDだろう。全体を知るところまではいってないので、他のCDなども聞き比べたいところ。









