こんばんは。
今回は鵜戸神宮-後編です。
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前回の続編です。
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さて、いよいよ鵜戸神宮の奥地に入って行きます!!
❖海岸通りの道中
ヤシやソテツ類などの亜熱帯植物が生い茂っているので
日本にいるにも関わらず何だか不思議な感じです。
太陽が隠れてしまったので気温が少し下がりだしましたので少し急ぎます。
本殿に向かう前に寄り道小径をいたします。
❖儀式殿へ続く鳥居
何だか奥地がジャングルチックに見えてきてワクワクしてしまいます。
鳥居尽くしの階段を登り続けると大きな鳥居が1つ。
階段下で撮影している人は見かけましたが
このあたりまで観光客はあまりのぼってこないようです。
その鳥居が存在する空間には鵜戸稲荷神社がございます。
他方には惠比須神社がございます。
時間があれば、じっくり散策してみたいところです。
道草を終了させて、本殿へ進むことにします。
案内板に掲載されている写真を見ると、本殿は洞窟の中にあるようですね。
とても興味深い場所に建立されたものだと思いながら前進します。
休憩所には兎年にちなんだ可愛い絵馬が奉納されています
建物の奥には水平線が見えております。
良い眺めです。
観光客ご一行様の後を追うようにして、石段を下りて行きます。
観光客の年齢層は様々です。海外観光客もちらほらといった感じです。
鵜戸山見て歩きコースの左には「ツマベニチョウ♀」の絵が!!
個人的には私のようにツマベニチョウを拝みに鵜戸神宮まで
足を運ぶ観光客はどの程度いるのか気になるところです。
朱塗りの美しい社殿は石段をくだった洞窟内にあります。
多くの観光客で賑わっていました。
天井すれすれの閉所な空間を上手く活かして建物があてこまれています。
ひんやりした奥に出向いてみることにしましょう。
❖撫でうさぎ
撫でうさぎを撫でることで得られるご利益を得たいと思う人が多数いたことでしょう。
表面の色が剥げていることから見て取れますね。
❖お乳岩
それでは本殿の見どころでもあるお乳岩を鑑賞しようと思います。
洞窟内は薄暗いので案内板がないと判りづらいのです。
サメの姿で出産しているところを見られた豊玉姫が、
海神の国に帰る前に自分の子供のために乳房を残したとされる「お乳岩」です。
水滴がポタポタと滴り落ちています。
指さす方向がお乳岩ということですが、皆さんおわかりいただけるでしょうか?
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洞窟から外に出ましょう。
鵜戸神宮の見どころの1つ「亀岩」は神々しいお姿をしていらっしゃいます。
鵜戸神宮は昔から「安産・漁業・航海」の守護神として
大隅・薩摩地方からも鵜戸参りする風習があったそうです。
海幸彦・山幸彦の伝説となった舞台の1つがこの鵜戸神宮なのです。
海神の国からお産のために豊玉姫を乗せたきた亀🐢が
彼女が慌てて帰ったことに気づかずにいつまでも待ち続けた挙句の果てに
岩になってしまったとされる「亀石」が波打ち際に存在するのです。
伝話を聞いたうえで眺めていると、岩と化した後も寄せては返す波を見ながら
今でもずっと豊玉姫を待ち続けているような気がして
何だかセンチメンタルな気持ちになってきますね。
断崖絶壁に近い場所に存在する鵜戸神宮。
自然が創り出したジオパーク要素と
亜熱帯を感じさせられる空間に存在する
神社散策に癒されることでしょう。
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「鵜戸神宮」に関する個人的な評価(5段階)は以下の通りです。
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総評価:★★★★
市街地からのアクセスの良さ:★☆
レジャー度合い:★★★★★(晴れていたら)
施設の充実度 :★★★
景観の良さ:★★★★★(晴れていたら)
コスパ:★★★
秘境度:★★
※☆が2つ=★が1つ
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👉南国気分を味わいながら散策・参拝いたしましょう。
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👉次回はあの像が並んでいる観光スポットをご紹介いたします。
乞うご期待👍。