皆さん、こんばんは(^^)!!
週末はいかがお過ごしでしたか?
天候がぱっとしない厳寒な週末でしたので
私はインドア思考な生活をしていました。
しかし、河津桜開花の話が出ると
春はすぐそこまでやってきていることを実感いたしますね。
この寒さももう少しの辛抱だと思って過ごすことにいたします。
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前回は「クックフォン国立公園【ジャングル散策編】」にフォーカスいたしました。
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今回はクックフォン国立公園【洞窟編】に関するレポートです。
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過去のレポートでもジオパーク編を何度かご紹介してきましたね。
国内旅行編で言うなら、
↓城崎温泉の玄武洞編
↓小浜湾のクルーズ船ツアー編
↓銚子の屛風ヶ浦編などです。
チャンアンでは舟に乗っての洞窟探検を経験いたしましたが
クックフォン国立公園にある洞窟には自身の足で踏み込むのです👍。
ワクワクしてきませんか?
余談ですが、※クックフォン国立公園は
英語で表記するなら「CUC PHUONG NATIONAL PARK」です。
ベトナム人に「NATIONAL PARK」と言っても全く通じません。
「※」をベトナム語で表記するなら「Vuòn Quó'c Gia Cú'c Phú'ó'ng」
「ブゥォ⤵ン クゥォッ⤴ク ザー クッ⤴ク フゥォ⤴ン」でしょうか。
ベトナム語の学習が進むにつれ
外国語をカタカナで表記することに違和感を覚えだしました笑。
❖洞窟へ向かうご一行
私たちご一行様はジャングルの奥地に存在する洞窟へ足を進めるのでした。
昼過ぎのジャングル内は高温多湿でとにかく蒸し暑いのです。
❖年季の入った看板
CAVE OF PREHISTORIC MAN(先史人の洞窟)と記載されています。
色あせているので読みづらいですが英語表記があることに感動しました。
今から向かう洞窟は凡そ7,500年前に形成されたものだと記載されています。
古代人の避難所のような役割を果たしていたのでしょう。
❖CAVE OF PREHISTORIC MANの入り口
ついにやってきました。ジャングルの奥地と言っても
車道から徒歩10分程度で到着いたしますし、
道中は歩きやすいように工夫された木道があるので
それほど、足場が悪いとは感じません。
❖洞窟内の景観
高温多湿の外観と打って変わって、洞窟内は静寂を帯びています。
暗闇がぽっかりと口を開けて待っているのです。
さっきまでの蒸し暑さがどこへ行ったのかと思う位ひんやりしているのです。
南国の奥地に存在する避暑地・・・といった言葉が適切なのでしょうか?
入口付近には古代人のお墓のようなものが存在しており
御供えものやお線香の残跡が確認出来ました。
少しだけ畏敬の念を持ちつつ、ガイドに導かれ中に進んできます。
洞窟内から外界を見た景観が何とも言えない
味わい深い自然美を醸し出しているのです。
どんどん奥に進んでいるにつれ、徐々に自然光は届かなくなり始め
懐中電灯に頼らざるを得なくなるのです。
それにしても、こんな複雑な内部構造に合わせて
梯子などを設置出来たものだと感心いたしました。
天井から時折垂れる水滴の音を聞いていると
心が研ぎ澄まされる感覚を覚えるのです。
この感覚は日本人ならではのものだったりするのでしょうか?
頭上がどんどん狭くなり始め、人ひとりがやっとこさ
通れるような細い通路が続くダンジョンに突入いたします。
中の岸壁に見える謎の黒模様に少し怖さを感じながらも
ガイドの説明を聞く私たち一行。
洞窟内部では鍾乳洞なのでしょう。幾千年もの時代を経て成しえた自然の功績を
眺めることが出来るのは大変貴重な経験です。
海外観光客の方はすっかりノリノリな気分でした。
個人的に一番お気に入りのアングルがこの一枚👍。
画面中央部の形がゾウの顔に似ていませんか?
この時はたまたまなのかもしれませんが、
洞窟に定番の生き物であるコウモリに一度も出くわすことがなかったのが幸いです。
内部に進めば進むほど外界の音は耳に入りません。
じっとしながら耳を澄ませて聞こえるのは、私たちご一行の微かな息と滴り落ちる水滴のみです。
こんなに身近にジオパークをじっくり観察したのは
幼少時代に家族旅行で出向いた秋吉台の鍾乳洞以来ではないでしょうか?
洞窟内の探検から出口に戻ってくると、外界の高温多湿な世界が
私たちを待ちあびているかのようです。
トンネル抜ければ、南国の空がすぐそこに広がっているのです。
外界に解き放たれると当時にいつもの蒸し暑さが体に押し寄せてきます。
❖帰り際のひと休憩
楽しい時間を満喫してから帰る前に一息つきました。
売店で買ったコカ・コーラが格別に美味しい~🥤。
オオカバマダラの絵が目に入りました。アメリカ~メキシコにかけて大移動するチョウで
有名ですが東南アジアにも生息するそうです。
❖再び「タムコック リトル リバー バンガロー」にて
ワゴン車で送迎してもらってから、専用バスが来るまでこちらで待機です。
が、しかし、定時になってもバスは来ない・・・。
このままではハノイ駅に到着するのが遅くなる・・・とちょっとした胸騒ぎを覚えましたが、
一時間遅れで専用バスが到着いたしました。ホッとしましたのは言うまでもありません。
❖私たちが乗車していたバス
行きしなと同じタイプの車種のようです。
バスの中はクーラーが効いていて涼しい。
❖サービスエリアらしき店内
それにしても、驚くほどに英語表記が少ないのです。
このサービスエリアにはあまり海外の観光客は
立ち寄りする場所ではないのでしょうか?と思う位です。
しかし、そんな私が視線を移してふと私の目に留まったのは
レジの右横に置かれている球体です。
❖謎の食べ物
この旅行時に、店員のお兄さんにこれは何ですか?
「Cái này là gì?」(カ⤴イ ナ⤵イ ラー⤵ ジー⤵)と
問える位のボキャブラリーがあれば、
ちょっとした意思疎通を楽しむことが出来たかもしれませんね。
北ベトナム旅行中にはそれほど現地の言葉に興味を示さなかった私が
ベトナム語学習に目覚めたのは帰国後なので致し方ございません。
さあ、ニンビン旅行記も終盤に差し掛かってきました👐。
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👉次回は国立公園に関するレポート(バタフライ編)です。乞うご期待👍
Hen gap lai!(またね!)