皆さん、こんばんは(^^)!!
憂鬱な天候になった土曜日。
いかがおすごしでしたか?
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前回は「バイン トム フォー タイ と チャン・クォック寺」に関するレポートでした。
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今回はハノイ市内の各スポットに関するレポートです。
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霧雨のハノイ北部のタイ湖面に浮かぶ幻想的な景観に酔いしれながら
チャンクオック寺から南下していくと次の観光スポットに辿り着きます。
進行方向左手に見えてくるのが鎮武観(Den Quan Tran Vu)です。
余談ですが、日本人が初めてベトナムに訪問すると
現地の言葉や文字の羅列にカルチャーショックを受けます。
しかし、日本と同じ漢字文化圏なので、
紐解けば興味を持つ人も出てくるはずです。
※本レポートでは⤵下がり声調、⤴上がり声調といたします。
Den(デン⤵)=殿(でん)
Quan(クァン⤴)=観(かん)
Tran(チャン⤴)=鎮(ちん)
Vu(ヴ)=武(ぶ)
単語の順番は異なりますが、何だか似ていませんか?
❖鎮武観(Den Quan Tran Vu)
タイ湖と橋を挟んで反対側に存在するチュックバック湖。
その湖の南に存在する苔むした道教寺院です。
11世紀の李(リー)朝時代に北の守護殿として建設されたそうです。
北敵はおそらく中国のことでしょう。
ここには、「玄天鎮武神」が祀られているそうです。
「北の守護神」から玄武の「玄」が使われている気がします。
入場料は1万VND(=10K≒60円)です。
天候がいまいちなので入館客は少ないのでしょうか。
館内に入って行く観光客はまばらな印象でした。
時間上の都合、館内には入らず、外観のみの見学に留めておきました。
ちなみに、エントランスには別名( Quan Tran Thanh)が表記されていました。
館内エントランスと道路の間に存在する重量感あるモニュメントに歴史を感じますね。
鎮武観の前はたくさんのバイクが走っているので撮影しにくいです。
反対車線の歩道から写真撮影をしていると
私のことを見つけたベトナム人に片言の日本語で声を掛けられました😲。
日本大好き~😭とおっしゃっていました。
ここでベトナムが親日国であるということを再実感いたしました。
❖ホーチミン廊(Lang Chu Tich Ho Chi Minh)
「ホーチミン」という言葉を聞くと
ベトナムの経済・商業都市の「ホーチミン」を思い浮かべると思いますが、
「ホーチミン」はもともと「サイゴン」と呼ばれていた街の名前に取って代わって
ベトナムの民族的英雄であるHo Chi Minh(ホー⤵ チ⤴ ミン)の名前がつけらてたのです。
1975年9月2日の建国記念日に建立されたホーチミン廊には、
その民族的英雄が当時の姿のままで眠っているのです。
今回も時間の都合上、外観の見学のみに留めておきましたが
遠くから見える衛兵交代の姿は神聖な儀式のようにも見えました。
25K(≒150円)の入館料で廊内を見学出来ますが、廊内は写真撮影禁止🚫です。
入館口で電子機器の類はすべて預けるシステムになっているそうです。
露出度の高い服装・館内での私語・立ち止まっての見学は全て禁止🚫です。
ガラスケースに永久保存された民族的ヒーロー「ホーチミン」の亡骸を
しっかり目にやきつけておきましょう。
❖道中出くわしたモニュメント
何を表現しているモニュメントでしょうか。
Vietcom bank(ベトコム銀行)と記載されていますが
何か関連するのでしょうか?
ちょっと気になったので写真撮影いたしました👍
❖ホアンキエム湖(Ho Hoan Kiem:ホー⤵ ホアン⤵ キエム⤴)
旧市街地の南に位置する湖。市民の憩いの場と言っても過言ではないでしょう。
この周辺には観光客が滞在しやすいようなホテルや
お洒落なカフェなどが多数存在します。
この湖の南にぽつんと存在する小さな島と建物。
この場所こそがホアンキエム湖の伝説になっているのです。
1428年、レ(剥)朝の始祖、レ・ロイがホアンキエム湖に棲む「亀」から託された剣で
ベトナムを中国支配から解放したとされています👐。
闘いが終わった後、亀から託された剣を奉還した場所こそが
この「亀の塔」だと言われています。
ベトナムでも日本と同様、亀を神々しい存在✨として扱われているそうです。
余談ですが、かつてこの湖には中国南部からベトナム北部にかけて
生息する淡水亀が生息していたそうです。
それについては次回のレポートで触れることにいたします。
❖湖畔で撮影を楽しむ海外観光客
報義門と読むのでしょうか。
その奥にはベトナムの女性が着用している笠が飾られています。
ホアンキエム湖畔は一日中賑やかな印象を受けます。
夕方前になると徐々にライトアップされ始めると
日中では見ることの出来なかった彩り深い景観を臨めます✨。
❖霧雨の湖畔につるされた笠
ベトナムが独立して半世紀過ぎようとしていますが、
この笠はフランス植民地支配時代から存在していたのでしょう。
民族チックな色と柄に、ほのぼのいたします👌
❖湖畔に存在する石像
古めかしい奥の建物とは異なり石像に西洋文化を感じるので、
独立後に造られたものなのでしょう。
3人の人物は歴史的な英雄なのでしょうか??
❖湖畔沿いの出店
こちらには夜の屋台の準備をするお兄さんの姿が見受けれます。
ミニチュア笠・・・可愛らしい!!霧雨が降り注ぐ中、お疲れまです。
夜市に関しては夜編でご紹介いたします✨。
❖旧市街地
夕刻に近づくにつれ、徐々に街のライトアップが目立ち始めます。
霧雨の街にランタンに灯が灯れば、夜ならではの幻想的な世界が広がることでしょう。
フィギアショップを除くと、入店しているお客があまりいないのが少し気になりますが
売られている商品の大半が日本で人気のアニメキャラクターグッズです👐。
❖ロンビエン橋(Cau Long Bien:カウ⤴ ロン ビエン)
ホン(紅)河にかかる約1.7kmの鉄橋です。
ロンビエンバスターミナルから見上げることが出来る場所に位置します。
海の玄関口であるハイフォン湾とハノイを結ぶ交通網として
1902年に完成しました。当初は世界で二番目の長さだったこの橋は当時
インドシナ提監のポール・ドメールにちなんで「ドメール橋」と名付けらてましたが
第2次世界大戦後に現在の名前に変わったそうです。
戦時中、輸送交通遮断を目的とするアメリカ軍の攻撃により何度も大破、
修復を繰り返してきた歴史があり、
老朽化に伴い解体する話が持ち上がったそうですが
2023年に大幅な改修工事が行われるそうです。
私が訪問した際は、改修工事前だったのでしょう。
・鉄柱がフランスのエッフェル塔建設に使用した廃材を使っている
・エッフェル塔を設計・建築した企業が建設を担った
等の諸説があるようですが、これに関してはどうやらデマのようです。
イクの量の多さにも目を見張るものがありましたが・・・
狭い歩道からトラックの積み荷にのっている
パイナップル🍍の量にも目を見張るでした👐。
❖B級グルメ(ブン セット)
A25ホテルの近くに露店を発見したので夕食のお世話になることに。
事前にコンビニで買い込んだスイカ🍉ジュース(結構値段高い!!)を
片手にしながら注文してから椅子に座りました。
ブンと野菜とあげパンで35K(≒210円)という安さです✨。
ブンの上にもちっとした肉巻き??は結構食べ応えがあります😋。
酸味のあるあっさりしたマイルドな味です✨。
麺系は体に優しいテイストが多い印象です。
麺にあげパン🥐Σ(・□・;)!!?と
日本人だと想像し難いでしょう。
「うどんやそば」に「あげパン」という組み合わせで考えてはいけません💦。
あげパンをブンのお汁のつけて食べるのが王道で、
またこれが・・・この上なくマッチするのです😲👍
ああ~、美味しい(ngon qua😋!!)なのです。
B級グルメを食べていると地元民の温かさを感じる瞬間があります。
こういうサブカルチャーな旅が良い刺激になるのです!!
◇◇◇
👉次回はゴックソン祠(Den Ngoc Son=デン ンゴック ソン⤴)に
関するレポートです。乞うご期待👍
Hen gap lai!(またね!)