【プラハ旅行記】75歳の母と大冒険!トラム・火薬塔・天文時計を巡った忘れられない親子旅
オランダ、ポーランド、チェコを巡るヨーロッパ研修旅行。
歴史や文化、宗教についてたくさん学ばせていただきましたが、今回の旅で特に心に残った時間があります。
それはプラハでの自由時間。
75歳になる母と一緒にプラハの街を歩いた数時間です。
今思い返しても笑えることばかり(笑)
そして同時に、親子でこうして旅行できることの幸せも改めて感じた時間でした。
まずはプラハのトラムに乗ってみたい!
プラハの街を歩いていると、あちこちでトラムが走っています。
日本で言う路面電車ですね。
歴史ある街並みの中を走るトラムが本当に絵になるんです。
まるで映画のワンシーン。
せっかくなら乗ってみたい。
そう思って母と一緒にトラム乗り場へ向かいました。
ところが早速問題発生。
切符の買い方が分からない(笑)
海外旅行あるあるです。
券売機の前で固まる日本人三人組。
周りの人は普通に買っているのに、自分たちだけ右往左往。
でも今回は少し予習していました。
調べてみるとクレジットカードのタッチ決済で利用できるとのこと。
恐る恐るカードをかざす。
ピッ。
乗れた!
いやぁ便利な時代ですね。
昔なら切符の買い方が分からず諦めていたかもしれません。
文明の力に感謝です。
次の敵は路線図だった(笑)
無事に乗れたのはいいんですが、今度は別の問題が。
どこで降りるん?
何番のトラムなん?
これがまた難しい。
日本人にはなかなか分かりにくいんですよね。
すると再び救世主登場。
Google先生です(笑)
調べるとちゃんと出てくる。
どの番号に乗ればいいか。
どこで降りればいいか。
何分後に来るか。
ほんまにすごい。
Google先生がおらんかったら今頃チェコのどこかで迷子やったと思います(笑)
火薬塔へ向かう
今回どうしても見たかった場所の一つが火薬塔でした。
プラハ旧市街の入口に建つ歴史的建造物です。
その名の通り、かつては火薬の保管庫として使われていたそうです。
近くで見ると圧倒されます。
高さも迫力もすごい。
歴史の教科書から飛び出してきたような建物です。
僕は建築の知識があるわけではありません。
でも分かるんです。
「これはすごい」
それだけは(笑)
母も興味津々。
せっかくなので中へ入ることにしました。
シニア料金で大爆笑
チケット売り場でのこと。
母と話していました。
「シニア料金あるみたいやな」
「パスポート見せるんかな」
すると受付の方が母の顔を見るなり、
「セニア!」
即シニア料金(笑)
確認なし(笑)
パスポート不要(笑)
母も僕も大爆笑。
そしてさらに面白かったのがトラム。
プラハでは70歳以上は無料なんですが、
係員さんが母を見るなり、
「セニア!」
無料(笑)
世界共通なんでしょうか。
見た目で判断するシステム(笑)
母も、
「喜んだらええんか悲しんだらええんか分からへん」
と言いながら笑っていました。
187段の試練が始まる
火薬塔の内部へ。
展望台まで登れると聞いていました。
軽い気持ちで母に聞きました。
「登る?」
すると即答。
「登る!」
元気です。
75歳とは思えない返事(笑)
ところが階段を見て驚きました。
187段。
しかも螺旋階段。
さらに狭い。
めちゃくちゃ狭い。
上から人が降りてきたら避けるのも大変です。
でも母は頑張ります。
一段ずつ。
ゆっくりゆっくり。
最初は元気だったんです。
ところが途中から、
「ハァ・・・」
「ゼェ・・・」
「ハァ・・・」
「ゼェ・・・」
完全に登山(笑)
僕も心配になります。
すると途中で係員さんがいる場所に到着。
その瞬間。
母が叫びました。
「水ください!!」
もちろん日本語(笑)
ここチェコです(笑)
でも不思議なことに係員さんは理解してくれました。
たぶん母の顔が世界共通語だったんでしょう。
「限界です」
という顔(笑)
スタッフさんはすぐに水を持ってきてくださいました。
本当にありがたかったです。
言葉は違っても、人を思いやる気持ちは世界共通なんですね。
頂上で見た景色
そしてついに展望台へ到着。
母は到着するなり、
「やったーーーー!!」
とガッツポーズ。
周りの観光客も笑顔。
まるでエベレスト登頂成功です(笑)
でも本当に頑張りました。
75歳で187段。
簡単なことではありません。
そこから見たプラハの景色は絶景でした。
赤い屋根。
歴史ある教会。
美しい街並み。
遠くまで見渡せる景色。
苦労して登ったからこそ感動も倍増です。
母も嬉しそうでした。
僕も嬉しかったです。
黒い聖母の館へ
火薬塔を降りた後は黒い聖母の館へ。
歩いて数分の場所です。
宗教的な歴史や文化に触れることができる建物です。
お坊さんという仕事柄なのか、海外へ行っても宗教建築には目がいきます。
国は違う。
文化も違う。
宗教も違う。
でも人が祈る心は同じなんだなぁ。
そんなことを感じながら見学していました。
天文時計で関西魂発動(笑)
街を歩いていると人だかりを発見。
有名な天文時計です。
ちょうど午後4時前。
「もうすぐ動くらしいで」
と言うと母も見たいとのこと。
しかし観光客がものすごい。
前が見えません。
そこで発動したのが、
「エクスキューズミー」
「ソーリー」
「エクスキューズミー」
少しずつ前進(笑)
気が付けば最前列(笑)
関西魂恐るべしです。
そして4時。
鐘が鳴る。
ガイコツが動く。
人形が現れる。
何百年も動き続ける時計。
歴史の重みを感じました。
母も僕も大感動でした。
母と飲んだカプチーノ
たくさん歩きました。
たくさん笑いました。
そして最後は広場のオープンカフェへ。
注文したのはカプチーノ。
これがまた美味しい。
プラハの街並みを見ながら飲むカプチーノ。
最高です。
映画の主人公になったような気分でした。
正直な話。
隣が母じゃなくて妻ならもっと絵になったかな・・・
なんて少しだけ思いました(笑)
でもね。
母とこうして旅行できる時間も本当に大切です。
あと何回一緒に来られるだろう。
そう思うと、この時間がとても愛おしく感じました。
人生は思っているより短い
美容師としてたくさんのお客様と接しています。
お坊さんとしてもたくさんのご家庭と関わらせていただいています。
その中でいつも感じることがあります。
人生は思っているより短い。
だからこそ、
会いたい人に会う。
行きたい場所へ行く。
感謝を伝える。
それが大切なんだと思います。
今回のプラハの自由時間。
綺麗な景色も見ました。
歴史的な建物も見ました。
文化にも触れました。
でも一番心に残ったのは、
「セニア!」
と何度も言われて笑ったこと。
187段の階段でゼェゼェ言っていたこと。
そして展望台でガッツポーズしていた母の姿でした。
娘のツムちゃんにも、いつか父ちゃんとの思い出をたくさん残してあげたいなと思います。
母ちゃん、ありがとう。
また元気なうちに一緒に旅しような。
でも次は・・・
エレベーター付きでお願いします(笑)












