忘恩 | 大阪狭山市、富田林市、河内長野市からもお越し下さい、美容室、エメールへアのブログ

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子供さんからお年寄りまでご家族でご利用頂ける地域密着型の髪本来の美しさを追求する美容院エメールヘア-aimere hairのブログ。お年寄りに優しいバリアフリー。お肌の弱い方も安心のベルジュバンスパーマや植物性のカラーもご用意。富田林市、大阪狭山市、河内長野市。

 

ども美容室エメールヘア

オーナーの木全です。

 

美容師とお坊さんの兼業をしております。

釣り好き美容師です。

 

 

さて皆さん

いよいよ蒸し暑い梅雨が来ましたよね。

 

梅雨の季節は、傘を手放すことができません。

出先で傘を借りることもあるかと思います。

あるお寺の掲示板に、「借りた傘 雨が止んだら 邪魔になる」とありました。

自分の傘であれば、邪魔になれば捨てることもできます。

しかし、借りた傘であれば、返さないといけませんから

雨が止んだ途端に荷物になって、邪魔になるのです。

私たちは人さまからお借りした傘であっても

自分の役に立たなくなれば邪魔になるというような

そういう根性を持っているのです。

 

この言葉にはタイトルがあって、「忘恩(ぼうおん)」と

つけられていました。

恩を忘れるということです。

私たちは普段、忘恩の生活をしているのではないでしょうか。

恩を忘れて、あるいは恩を邪魔だと感じている

そういう私たちのあり方が表現されていると思います。

 

 

僕もつい最近ですが

美容室が忙しくバタバタしている中で

人間ですから思い通りにいかなかったり

段取りが悪いとイライラしてしまい

ついついスタッフのせいにしたり

心を乱してしまします。

皆、精一杯頑張ってくれているのに。。。

 

 

「あいにくの雨 めぐみの雨 自我の思いが ひとつの雨を ふたつに分ける」

誰にとっても平等に降る雨を、あいにくの雨にするか恵みの雨にするか。

それを決めているのは自我の思い、すなわち自分の都合です。

こちら側の都合で一つの雨を二つに分ける、分別しているわけです。

自分の思いを中心とする限りは、「忘恩」していくような私たちです。

 

 

人は一人では生きてはいけませんよね。

だからこそ自分中心ではなく

恩を忘れてはいけませんよね。

自分自身もそうですが

「忘れたらアカんで!!」

って言いたくなる人もた〜くさん居ます(笑)

 

 

今日は法話チックなこと書いてます。

自分への警めの為に。