美容室エメールヘア
オーナーの木全です
4月から書かせて頂いている
女性モード社さんの
月刊美容界へのコラム
写真でブログにやFacebookに載せさせて頂いてたのですが
見にくいとのご意見が多くて
そこで原稿を載せさせていただきます
また見てくださいね
私たちのみ教え
今回は第二回目ということで最初に浄土真宗について触れてみたいと思います。今から約2500年以上前にお釈迦様によって説かれた仏法は、いついかなる時代にあっても変わることのない普遍の教え、真実の教えです。
その仏教は、インド、中国、朝鮮半島を経て、私達の日本に伝来しました。その中でも、お念仏の教えは、インド、中国の高僧方によってお伝えいただきました。
そのお念仏の教えを日々の生活で悩み苦しむ私たち、苦しみを苦しみとも感じずにいる無明の中の私どもに、お念仏の教えとしてわかりやすくお説きくださったのが宗祖親鸞聖人です。
浄土真宗のみ教えは「阿弥陀さまの本願を信じ、念仏申せば仏となる」というお念仏のみ教えです。私たち一人一人のかけがえのない人生を活かし、受け止め、生きる大いなる道です。
忙しい毎日に追われ目先のことにとらわれて人生において大切な意味を見失っている我々。その苦悩の中、何ものにも妨げられることのない力強い生き方、明るく確かな真に安心して歩んでいける道へと導いてくださる教えであります。
つい最近アシスタントの子にも話したことなんですが、「人は思ってるより早く歳をとる」と。ですので、やりたいとは思ってはいるけどなかなか取り組めず時間がどんどん過ぎ去っていき『明日からやろう』では明日になったら、また『明日からやろう』で、いつまでも先延ばしにしてしまう。「やるなら今だ」
林先生の「いつやるの」「今でしょ」の声が聞こえてきそうですよね。今までの自分に終止符を打って、今から変わる!
白骨の御文にも書かれてますが、人の一生ほどはかないものはありません。生まれて大きくなり、やがて老いて死ぬ。まさに幻のような人生です。いまだ千年、万年、生きたという人を、聞かないですよね。人生長いようでも過ぎてしまえばアッという間の出来事。朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なのです。朝、元気に出掛けた者が、事故や災害、突然の病などで、変わり果てて帰することも珍しくないでしょう。だから人は一日一日、一瞬を、そして今を大切にしないといけないのです。サロンワークもプライベートも「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」同じことの繰り返しですがその瞬間を大切に思うことで人との繋がりや出遇いに感謝出来るようになってくるのではないでしょうか。