**********************************************
https://www.theguardian.com/world/article/2024/aug/02/ukraine-war-briefing-turkey-launches-new-ukrainian-warship
ウクライナ戦争概説：トルコがウクライナの新軍艦を進水
― クリミアがミサイルとドローン攻撃を受ける。エストニアはロシア国境を経由した制裁回避を取り締まる。891日目にわかっていること ―
ウォーレン・マレーと通信社
2024年8月2日金曜日 01.18 BST
ウクライナのファーストレディ、オレナ・ゼレンスカは、トルコでウクライナ向けに新たに建造された対潜水艦軍艦ヘトマン・イヴァン・ヴィホフスキーの進水式に出席した。ウクライナの国防相ルステム・ウメロフは、「ロシアの侵略によりトルコで建造されたコルベット、ヘトマン・イヴァン・ヴィホフスキーと[すでに進水した]ヘトマン・イヴァン・マゼパは、最新鋭の兵器を装備しており、我々の艦隊にとって重要な追加となるだろう。ウクライナはすでに海上でロシア艦隊の優位を打ち破り、数十隻の船を破壊している。 「我々は黒海とアゾフ海におけるウクライナ海軍の能力を積極的に拡大している」。モントルー条約は、トルコが管理するボスポラス海峡を経由して交戦国の軍艦が黒海に出入りすることを一般的に禁止しているため、どちらの軍艦もいつウクライナに到着できるかは不明だ。
報道によると、ロシア占領下のクリミアは金曜日の朝、ミサイルとドローンの攻撃を受けた。ロシアが任命した知事セヴァストポリのミハイル・ラズヴォジャエフは、瓦礫が同市に落下したと述べた。半島での軍事活動を信頼できる形で報道しているテレグラムチャンネル、クリミア・ウインドなどのニュースソースによると、空軍基地があるサキとエフパトリアで爆発音が聞こえた。
ウクライナ東部のドニプロペトロフスク地方のニコポリでは、ロシアの砲撃により母親と娘が死亡したと知事が木曜日に述べた。 「彼らは12発の砲弾で市を襲った」とセルヒー・リサックは述べ、民家、消防署、大学、学校、バスが被害を受けたと付け加えた。
ワシントンの欧州政策分析センターのアナリスト、フェデリコ・ボルサリによると、ウクライナに到着し始めたF-16戦闘機は、おそらく3つの主要任務を担うことになる。ロシアのミサイルやドローンの迎撃、ロシアの防空網の抑制、ロシア軍や弾薬庫の爆撃を目指す。「彼らは戦争の力学にいくらか影響を与えることができるだろう」とボルサリは言う。
空中では、ウクライナのF-16は、一度に複数の航空機を標的にできるロシアの強力なS-300およびS-400移動式地対空ミサイルシステムと対峙することになる。ロシア軍はまた、数百機と推定される運用可能な戦闘機と、高度な空中監視レーダーを保有している。
キーウ近郊で起きたシャヘドのドローン攻撃で亡命中のロシア人議員イリヤ・ポノマリョフが負傷したと、同氏は木曜日に語った。ポノマリョフ（48歳）は、モスクワによるクリミア併合に反対した後、ウクライナに逃亡し、市民権を取得した。「この物体は家の敷居のすぐ前に非常に勢いよく落ちてきて、大量の破片が私に飛んできた」とポノマリョフは語った。ポノマリョフは今週まで、ウクライナ側で戦うロシア系ロシア人からなる自由ロシア軍団の政治部門を率いていた。同軍団は水曜日、ポノマリョフとの一方的な関係断絶を発表し、もはや政治部門は存在しない。
エストニア政府は木曜日、制裁回避に対抗するため、ロシアとの国境で完全な税関管理を導入すると発表した。「[ロシア]がウクライナに対して戦争を仕掛け、ヨーロッパとエストニアの安全を損なうことを可能にする品物は、そこに輸入されるべきではない」とエストニアの首相クリステン・ミハルは述べた。財務相ユルゲン・リギは「第三国が目的地とされているが、我々はそれを信じていない。そして、これらの品物が目的地に届かないことは現実に起きている。この貨物には本当にひどいもの、軍需品や軍民両用品、多額の現金が含まれている。これらが我々を通じて密輸されていることは明らかだ」と述べた。
ウクライナの経済相ユリア・スヴィリデンコは木曜日、自由貿易協定やその他の経済協力の批准に関する協議のためトルコに到着した。トルコはウクライナの上位5カ国の貿易相手国の一つであり、この協定によりウクライナの相当数の品物に対する関税が免除される。批准の日付はウクライナ議会によってまだ決定されていない。
************************************************
仮訳終わり