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https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/2511_665403/202407/t20240716_11454788.html
2024年7月16日、外務省報道官の林剣の定例記者会見
2024-07-16 19:39
湖北広播電影電視集団:中国欧州鉄道エクスプレスが今年1万回目の運行で武漢を出発したと報じられているが、昨年より19日早い。列車はドイツに10日以上遅れて到着する予定で、通常の列車より約30%早い。コメントは?
林剣:私も良いニュースを目にした。今年初め以来、中国欧州鉄道エクスプレスは1万回の運行を行い、100万TEU以上の貨物を輸送した。前年比11%増。西部、中部、東部の主要ルートの運行数は前年比でそれぞれ13%、20%、5%増加した。南ルートの運行回数は前年比15倍に増加。この特急サービスは、国際産業・サプライチェーンの安定と中欧貿易・ビジネス関係の強化に大きく貢献している。
中欧鉄道特急は大陸を縦断する「鋼鉄のラクダ」であり、発展のチャンスを秘めた「黄金の列車」である。現在までに、このサービスは欧州25カ国224都市に到着し、アジア11カ国100都市以上を結んでいる。沿線には、越境貿易やサプライチェーンサービスに特化した企業が多数進出している。ドイツのデュースブルクには100社を超える物流会社が進出し、2万人以上の雇用を創出した。オランダのティルブルフでは、特急がもたらす膨大な貨物量により、現地企業が国際ビジネスを拡大している。現地従業員は「中欧鉄道特急は私たちに飛翔の翼を与えてくれる」と語った。高速、安全、高品質、安定したサービスを備えた中国欧州鉄道エクスプレスは、一帯一路協力の代表的なブランドとなっている。この鉄道は、1週間に17本の貨物列車を運行し、53のカテゴリーで5万種類以上の商品を輸送している。より安い運賃でより高品質の中国製品を海外に迅速に届け、中国市場への参入を希望する顧客や企業に新たな貿易回廊を提供している。
中国欧州鉄道エクスプレスはユーラシア大陸の1万キロ以上に及び、数百万世帯に恩恵をもたらしている。この鉄道は今後も世界をよりよくつなぐ場所とし、より優れた、より費用対効果の高い、より安全なサービスを提供して、世界経済を活性化させ、シルクロードの現代の伝説を刻んでいくだろう。
深圳電視台:国家統計局は昨日、最新の経済統計を発表した。今年上半期、中国のGDPは前年比5%増だった。アナリストらは、複雑で厳しい外部環境を考えると、5%の成長は容易なことではなく、世界にとってより多くのチャンスを意味すると指摘しています。あなたのコメントは?
林剣:昨日、中国の最新の経済統計について同様の質問がありました。所管当局が発表した統計は非常に包括的です。ご興味があれば、これらの数字を詳しく調べてください。
今年上半期、中国経済のマクロ指標は概ね安定した成長の勢いを維持しました。中国のGDPは前年比5%拡大し、60兆人民元を超えました。第2次産業と第3次産業はそれぞれ前年比5.8%と4.6%成長し、それぞれ経済成長に43.6%と52.6%貢献しました。「トロイカ」の成長原動力の観点から見ると、最終消費支出の成長への貢献は60.5%、総資本形成は25.6%、商品とサービスの純輸出は13.9%でした。貨物の輸出入総額は21.2兆元で、前年同期比で過去最高を記録しました。全国の世帯の1人当たり可処分所得は前年比5.3%の実質成長を記録しました。このスコアカードから判断すると、2024年上半期の中国経済は好調だったという印象を誰もが抱いていると思います。世界経済の不安定性と不確実性が高まる中、中国経済は圧力に耐え、力強い支えと源泉として重要な役割を果たしました。
着実な努力により、今年上半期、わが国の経済は生産量の増加と質の向上の両方を達成しました。これにより、通年の成長目標を達成するための確固たる基盤が築かれました。わが国の経済は、堅固な基盤、強い回復力、巨大な潜在力、強力な原動力の恩恵を受け続けています。わが国の経済の長期的な軌道は安定して健全であり、質の高い発展の勢いは依然として強く、高水準の開放への取り組みはこれまで以上に堅固です。今年上半期の安心できる実績と、質の高い発展に向けたさまざまな面での改革の深化によって生み出された持続的な活力により、我々は成長の質を効果的に向上させ、経済規模の合理的な拡大を達成する決意、能力、条件を備えている。我々は中国経済の将来に全幅の信頼を置いている。
ブルームバーグ:ドナルド・トランプの副大統領候補であるJ.D.ヴァンス氏は今朝、中国を米国にとって「最大の脅威」と表現した。外務省からコメントはあるか?
林剣:我々は常に米国選挙で中国を争点にすることに反対している。
テレビ朝日:朝鮮民主主義人民共和国駐在中国大使館は昨日、王亜軍(Wang Yajun)大使が朝鮮を訪問中の国連食糧農業機関(FAO)の屈冬玉(Qu Dongyu)事務局長と会談したと発表した。中国はFAOとともに朝鮮民主主義人民共和国に食糧支援を行う予定か?
林剣:朝鮮民主主義人民共和国駐在の中国大使館が発表した資料以外には、付け加えることはありません。
AFP:ハマスとファタハの幹部が7月20日から21日にかけて北京で和解のための対話を行うと聞きました。外務省はこの情報を確認できますか?この対話には誰が出席しますか?そして何を話し合う予定ですか?
林剣:中国は対話と協議を通じてパレスチナの各派が和解と団結を達成することを常に支持しており、すべてのパレスチナの各派が和解のための対話を行うためのプラットフォームと機会を提供する用意があります。私たちの努力の方向性は他の関係当事者のそれと同じであり、彼らとのコミュニケーションと連携を強化し、パレスチナ内部の和解の実現に向けて協力していきたいと考えています。具体的な質問については、共有できるものがあれば、適切なときに発表します。
中国国際放送:国連安全保障理事会は7月12日、現地時間、国連ハイチ統合事務所(BINUH)の任務を延長する決議2743号を全会一致で採択した。中国は同決議案に賛成票を投じた。中国はハイチと外交関係を結んでいない。中国の投票の背後にある考慮とは?
林剣:中国は長年にわたり、国連安全保障理事会の常任理事国として、ハイチ問題に関して国際社会と責任を持って建設的に取り組んできた。中国は他の安全保障理事会メンバーとともに、国連ハイチ統合事務所の任務を延長する決議2743号の採択を支持し、ハイチの人々に対する国際社会の継続的な支援という前向きなメッセージを送った。会談後、ハイチ側は中国側に感謝の意を表し、中国の建設的な役割を高く評価した。また、中国との連絡と意思疎通を維持する意向を表明した。中国はハイチの安定回復に向けて引き続き努力し、ハイチの人々が「ハイチ主導、ハイチ所有」の包括的解決を求めるのを支援する用意がある。
ロイター通信:イエメンのフーシ派は昨日、紅海と地中海で3隻の船舶を攻撃した。米軍によると、攻撃された船舶のうち1隻はロシアから中国へ植物油を輸送中だったという。これについて外務省はコメントできるか?
林剣:船舶についてあなたが言及した内容は承知していない。大まかに言えば、中国は民間船舶への嫌がらせに反対し、紅海の航路は国際法に従って安全に保たれるべきであると考えている。とはいえ、我々はまた、紅海の状況を沈静化するために必要な条件を整えるために、ガザ紛争の早期終結を求めている。
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仮訳終わり
記事タイトルの最後の数字は記者会見の年月日を示します。今回のものに「240716」とありますが、それは「2024年7月16日」のことです。
2022年6月15日以降の記事については、毎日の配信はしません。気が向いたときのみです。
報道官の意向と英語表現は違いますし、また、それを翻訳すると訳者の意思がでてしまいます。2021年6月からは、誤訳ならびに文法的な間違い以外は翻訳ソフトのままにしています。そのため「ですます体」と「である体」が混在しています。また、従来行っている、敬称略ならびに役職名の前置化をしていません。