バルデラはEU議会の極右グループを率いる | KGGのブログ

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バルデラ、欧州議会の新極右グループを率いる

2024年7月8日 17:50 GMT

ローラ・ゴッツィ、BBCニュース

 

 

 フランスの極右政党「国民連合(RN)」のリーダー、ジョルダン・バルデラは、欧州議会の新右派グループ「ヨーロッパ愛国者」を率いる。

 

 この発表は、バルデラの政党がフランスの総選挙第2回投票で敗北した翌日に行われた。

 

 日曜夜の選挙後の演説で、バルデラは、RNの欧州議会議員(MEP)が「移民の流入、懲罰的エコロジー、そして我々の主権の奪取を拒否し、ヨーロッパの勢力均衡に影響を与える「大規模グループ」に参加すると発表した。

 

 月曜日、バルデラはヨーロッパ愛国者は「自分たちのアイデンティティ、主権、自由を重んじるヨーロッパ諸国の何千万人もの市民の希望」を代表していると述べた。

 

 また同氏は「我々の制度を取り戻し、我々の国家と国民に奉仕する政策に方向転換するために協力する」と誓った。

 

 ハンガリー首相ビクトル・オルバン、極右オーストリア自由党(FPÖ)のヘルベルト・キクル、チェコのポピュリスト政党ANOのリーダー、アンドレイ・バビシュは先月、ヨーロッパ愛国者同盟の発足を発表した。

 

 オルバンは、彼らが「ブリュッセルのエリート」がもたらした「戦争、移民、停滞」ではなく「平和、安全、発展」を約束する「愛国的マニフェスト」に署名したと述べた。

 

 1週間以内に、ポルトガルのチェガ、スペインのヴォックス、ヘルト・ウィルダース率いるオランダの自由民主党、デンマークの人民党、ベルギーのフラームス・ベランなど、欧州12カ国の右派および極右政党がこのグループに参加すると発表した。

 

 月曜日の朝には、RNとイタリアの右派ポピュリスト政党リーグも参加し、グループのメンバーは合計84となった。

 

 これらの政党のほとんどは、アイデンティティと民主主義(ID)グループに属していたが、このグループはおそらく消滅するだろう。

 

 バルデラのRN派は30人の欧州議会議員を擁し、パトリオット派の中では最大となる。

 

 この連合は現在、中道右派の欧州人民党(EPP)と中道左派の社会民主党(S&D)に次いで、欧州議会で3番目に大きい。

 

 ヨーロッパ愛国者連合から特に抜けているのは、イタリアのジョルジャ・メローニ首相率いるイタリア同胞党(FdI)で、同党は欧州保守改革同盟に属している。ドイツのドイツのための選択肢(AfD)も、今年初めの一連のスキャンダルで政治的にホームレス状態にある。

 

 ベルギーの極右フラームス・ベラン党の議長トム・ファン・グリーケンは、愛国者連合を構成する「右翼、愛国主義、国家主義政党」は「我々を隔てるものよりも共通点の方が多い」と述べた。

 

 しかし、両党はいくつかの重要な分野で異なっている。特にNATOに対する姿勢とEUのウクライナ支援についてである。

 

 6月9日に行われた欧州議会選挙では極右政党と国家主義政党が躍進したが、中道右派も好成績を収め、最大のグループの地位を維持し、議席を獲得した。

 

 RNは、この夜の成功物語の1つだった。同党は30%以上の票を獲得し、フランス大統領エマニュエル・マクロンの中道ルネッサンス党の2倍の票を獲得した。

 

 これが大統領マクロンに急遽議会選挙を呼びかけるよう促した。ルネッサンス党は6月30日の第1回投票でトップに立ったが、7月7日に行われた第2回投票では左派連合と大統領マクロン自身のアンサンブル連合に敗れた。

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仮訳終わり