**********************************************
https://www.theguardian.com/world/2024/apr/09/myanmar-military-rebels-myawaddy-karen-state-surrender-thailand
国境の主要都市で数百人が降伏したと反政府勢力が発表、ミャンマー軍に打撃
タイ首相、軍事政権がミャワディから国境を越えて避難用飛行機を着陸させる許可を要請後、軍が弱体化していると発言
レベッカ・ラトクリフ、東南アジア特派員、メーソートのロルカン・ロヴェット
2024年4月9日火曜日 04.07 BST
窮地に陥ったミャンマーの軍事政権は、数百人の兵士が反政府勢力に降伏し、軍にとってまたも屈辱的な敗北を喫したことを受け、国境の重要な地点から人員を避難させた。
国軍は現在、ミャンマーで最も重要な国境検問所の一つであり、ミャンマーとタイ間の物資の流れにとって重要なカレン州ミャワディの支配を失う瀬戸際にある。 何十年にもわたって軍によって管理されてきた。
郡区の損失の可能性は、軍にとってはまさに最近の恥ずかしい打撃となるだろう。軍はまた、国の北部、中国とインドの国境沿い、ラカイン州西部の地域の広範囲にわたる領土の制御を失っている。
反政府勢力によると、ミャワディを守る数百人の兵士がここ数日で降伏し、ミャンマー軍事政権当局は日曜日に国境を越えて避難用飛行機を着陸させる許可をタイ当局に求めた。 タイは人道的見地から要請を認めたと述べた。
タイ首相セタ・タビシンはロイターに対し、軍事政権は弱体化しつつあると語った。
「現政権はいくらか力を失い始めている。しかし、たとえ負けていたとしても、彼らには力があり、武器がある」とセタは語った。
人民防衛軍として知られる反クーデター組織の司令官は、隣のカレン州の前線から発言し、67人の将校を含む617人の兵士とその親族が降伏したとガーディアン紙に語った。 まだ降伏していない軍隊は40人から60人だけだと同氏は推定した。
ミャワディを作戦地域とする司令官は、町の少なくとも75％がレジスタンスの支配下にあると推定した。 押収された大量の武器の中には榴弾砲４丁も含まれていたという。
これに先立ち、カレン族の独立を求めて軍と長年闘い、広範な民主化抵抗運動と連携している民族武装組織カレン民族同盟（KNU）は、金曜に、数百人の軍兵士が、ミャワディから12キロ離れた村、ティンガン・ニナウンで本拠地を置く大隊から降伏したと報告した。
ミャンマー国軍は2021年2月のクーデターで政権を掌握し、民主的に選出されたアウン・サン・スー・チー政権を追放したが、この動きには国民が広く反対し、国をスパイラルな紛争に陥れた。 多くの民間人が軍事政権の残忍な支配と戦うために武器を手に取り、人民防衛軍を組織した。中にはKNUなどのより古くより確立された民族武装組織から支援を受けている人もいた。
10月27日、強力な民族武装集団が非公式停戦を放棄し、シャン州北部で協調作戦を開始して以来、軍はこうした反対派の制圧に苦戦し、容赦ない損失を被ってきた。 これにより、すでに複数の前線にわたって手薄になっていた軍ははるかに大きな圧力にさらされ、軍が劣勢になり始めると、国内の他の組織が攻撃を強化した。
匿名でガーディアン紙に語った司令官は、ここ数日で降伏した部隊の一部は、1月初旬にシャン州北部で以前にも降伏していたと語った。 彼らは安全な通行を許可され、その後ミャワディに移住したが、二度目に降伏するだけだった、と彼は述べた。
軍は士気の低下と人員不足に苦しんでおり、兵員数を増やそうとするために強制徴兵を導入しているが、この政策は若者を恐怖に陥れ、多くが軍支配地域から避難することになった。
指揮官によると、降伏した兵士には確認手続きが行われ、軍支配地域への帰還を希望する兵士はほとんどが帰還を許可されるという。
ミャワディにまだ降伏していない残りの兵士たちは事前に降伏に同意していたが、援軍がその地域に到着したときに決定を覆したと同氏は述べた。
「補強にもかかわらず、彼らはその地位を長く維持することはできない」と彼は言った。 「我々はいつでも彼らを蹂躙することができる。」
しかし司令官は、軍がその地域を空爆で標的にする可能性が高いと付け加えた。 「彼らの動きを予測するのは非常に難しい。 [軍事政権長官] ミン・アウン・ラインは狂犬とみなされている。 彼があえてやらないことは何もない。」
*********************************************
仮訳終わり