**********************************************
https://www.theguardian.com/world/2024/apr/03/ukraine-war-briefing-nato-foreign-ministers-to-discuss-proposal-for-100bn-fund-for-ukraine
ウクライナ戦争説明会：NATO外相、ウクライナ向け1000億ユーロ基金案について協議へ
― NATOの計画はキーウへの「トランプに負けない」援助の方法とみなされている。 ゼレンスキー、徴兵年齢を25歳に引き下げ 770日目にわかったこと ―
ウクライナ戦争報道をすべて見る
ガーディアンスタッフ
2024年4月3日(水) 00.54 BST
ウクライナの無人機が、ウクライナから1,100キロ（690マイル）以上離れたタタールスタン地域で3番目に大きいロシアの製油所の主要ユニットを攻撃したが、これはロシアへのこれまでで最も深い攻撃の1つとなった。 ロシアは、日量約36万バレルの石油生産能力を持つタトネフチのタネコ製油所を攻撃することを目的としたドローンを迎撃したと主張した。 ロイター通信は、タネコ製油所の一次精製装置CDU-7にドローンが衝突したことを示す写真があったと報じた。 タタールスタンでの攻撃では、ロシアがウクライナ領土への攻撃に頻繁に使用するイラン設計の無人機シャヘドを製造する施設も攻撃され、火災が発生した。 ウクライナは、ロシア経済を攻撃し、軍への供給を制限する目的で、ロシアの製油所に対する一連の攻撃を開始した。 同地域のトップ、ルスタム・ミニハノフは「エラブガとニジネカムスクの企業に対する」無人機攻撃があったことを認め、工業生産に重大な損害や混乱はなかったと主張した。
ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーは火曜日、軍隊の動員年齢を27歳から25歳に引き下げる法案に署名した。2年以上にわたるロシアとの戦争で疲弊し、莫大な軍事的損失を被ったウクライナでは、動員は分裂問題となっている。 しかし、この動きは、ウクライナが3年目に入った現在、ロシアの侵攻と戦うための兵士が不足しているために行われた。
NATO外相は水曜日に会合し、1000億ユーロ（1070億ドル）の5年間基金の提案やキーウへの援助の「トランプ大統領に対抗する方法」と見なされる計画など、ウクライナへの軍事支援を長期的な基盤に置く方法について話し合う予定だ。 外交関係者らによると、NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグの提案は、西側同盟にウクライナへの武器・弾薬・装備品の供給を調整する上でより直接的な役割を与えることになるという。 この計画は、NATO創設75周年を祝い、7月にワシントンで開催される同盟首脳会議の準備を目的としたブリュッセルでの2日間の会議で議論される予定だ。
英国外相デービッド・キャメロンは、NATO同盟諸国に対し、ウクライナ支援として国防支出と生産を強化するよう呼びかける予定だ。 キャメロン首相はNATOの歴史75年を記念する演説で、「ロシアの侵略が続き、より危険な世界に直面して、同盟国は防衛に力を入れ、より多くの支出をする必要がある」と語る。
ウクライナの損害賠償登録簿は、ウクライナ、オランダ、欧州機関の上級閣僚や当局者が一堂に会する会議中にハーグで正式に開設された。 ウクライナ人は火曜日に発足した新たな制度を通じて、ロシアの侵略による財産への損害賠償請求を行うことができ、当局は全体で最大1千万件の請求が行われると予想している。 初期の立ち上げでは、侵入による住宅財産への損害または破壊の申し立てに焦点を当てている。 このカテゴリーでは 30万 件から 60万件の請求が予想される。
ロシアは、ISISが主張するモスクワのコンサートホール襲撃を受け、またロシアのウクライナ侵攻のさなか、新たな軍司令官を発表した。 ロシア国防省は火曜日、軍の上級職に数名の将校を任命すると発表した。提督アレクサンダー・モイセーエフが海軍長官に任命され、中将コンスタンチン・カバンツフが北方艦隊司令官に任命され、中将セルゲイ・ピンチュクが黒海艦隊司令官に任命された。
米国務長官アントニー・ブリンケンは火曜日、フランスのメディアに対し、ウクライナがより多くの弾薬と防空体制を確保することが「絶対に不可欠」であると述べた。
フランスは「偽情報」を拡散するロシア企業に対してEU全体レベルの制裁を提案する計画を発表。
フェミニスト反政府団体「プッシー・ライオット」の非公式広報、ピトル・ベルジロフが、オンラインでウクライナ戦争を批判したとして、モスクワの裁判所により欠席裁判で懲役8年4か月の判決を受けた。 同氏は2020年にロシアを離れ、昨年春にウクライナ軍に入隊したと発表したが、まだウクライナ軍に残っているかどうかは不明だ。 ロイター通信によると、同氏のコメントは今のところ得られていないという。
ロシアは火曜日、国際オリンピック委員会の会長トーマス・バッハが、今年のパリ大会から最強の選手たちを排除するというウクライナとの「陰謀」に参加したとして非難した。 ロシア外務省報道官マリア・ザハロワはテレグラムに、バッハが「国際大会から強力なスポーツ競技者を排除するために、特定の政党（ウクライナを意味する）と政治行政的、そして明らかに犯罪的な陰謀」を結んだと投稿した。
*********************************************
仮訳終わり