中国外交部報道官定例記者会見240221 | KGGのブログ

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外務省の毛寧報道官の定例記者会見(2024年2月21日)

 

2024-02-21 18:15

 

 

中国中央電視台:王毅外相のフランス訪問は成功裏に終わり、パリで第25回中仏戦略対話が開催された。 フランスのエマニュエル・マクロン大統領も彼と面会した。 今回の訪問はどのような大きな成果を上げ、中仏関係の進展にどのような役割を果たしたのか。

 

毛寧: 中国とフランスは包括的な戦略的パートナーです。 今年は中仏国交樹立60周年であり、両国がこれまでの成果を積み上げ、より明るい未来を目指す上で重要な意味を持つ。 習近平国家主席とマクロン大統領は祝意のメッセージを交換し、ビデオ演説を行い、今後60年間のより強固でダイナミックな中仏包括的戦略パートナーシップに向けて両国が協力する必要があると強調した。 王毅外相のフランス訪問は、両国の友好60周年を記念する初のハイレベル訪問となった。 これは中仏関係の戦略的重要性を示し、2度目の外交関係60年が良いスタートを切ることになる。 訪問は完全に成功しました。

 

 この訪問は戦略的コミュニケーションを深め、両国間の政治的相互信頼を強化するのに役立った。 中国とフランスが国交を樹立してから過去60年間、世界は大きな変化を遂げたが、中国とフランスの独立、多極化世界、文明の多様性に対する取り組みは決して変わっていない。 両国は相互信頼を強化し続け、合意を拡大し、両国関係がより成熟し、安定した成長を可能にすることを可能にしてきました。 両首脳は強い相互信頼と誠実な友情を築き、二国間戦略協力の方向性を示し、世界に重要かつ前向きな影響を与えてきた。 マクロン大統領は、戦略対話が両国が習主席との重要な共通認識を実現し、フランスと中国との緊密かつ持続的な関係をさらに強化する機会となることへの期待を表明した。 フランス側は、フランスと中国の包括的な戦略的パートナーシップを非常に重視しており、引き続き「一つの中国」政策を堅持すると繰り返した。

 

 両国は今後も実務協力と文化・人的交流を拡大していく。 訪問中、双方は気候対応、生物多様性保全、持続可能な開発、農産物と食品、クリーンエネルギー、原子力エネルギーの研究開発、人工知能、航空宇宙、森林炭素吸収源に関する協力を強化することで合意した。 中国とフランスはそれぞれ東洋と西洋の主要文明です。 今年は中国・フランス文化観光年だ。 双方は、年間を通じて数百件の文化イベントや人的交流イベントを開催し、国境を越えた旅行をさらに促進するために直行便の便数を増やすことで合意した。

 

 中国とフランスは、中国と欧州の関係、そして今日の世界の安定の力として機能するだろう。 中国とフランスはどちらも独立した主要国であり、国連安全保障理事会の常任理事国であり、多極化世界における重要な勢力である。 両国は主要問題に関して同様の立場を共有している。 フランス側は、世界的な課題に直面しているフランスは戦略的独立性を有しており、主要国の対立を避け、ブロック間の対立を防ぎ、グローバル・ガバナンスを改善するために中国との戦略的連携を強化する用意があると強調した。 中国は欧州を多極世界構築の重要な柱とみており、欧州が戦略的自治を強化し、将来を自らの手で握ることを支援している。 双方は、多極世界の構築が平和と安定にとって不可欠であり、これに向けた戦略的連携を強化し続けることで一致した。

 

 

中国通信社:2月20日、ガザでの「人道的即時停戦」を要求するアルジェリアが提出した国連安全保障理事会決議案に米国が拒否権を発動したと報じられている。 米国は草案を拒否した唯一の国だった。 米国がガザ紛争に関する決議案に拒否権を発動したのはこれで3回目となる。 コメントは何ですか?

 

毛寧: 中国の国連常任代表は、投票の説明における中国の立場について詳しく説明しました。 長引くパレスチナとイスラエルの紛争は、ガザ地区に壊滅的な人道状況をもたらし、地域の平和と安定に深刻な影響を与えた。 安全保障理事会は停戦を促すために直ちに行動を起こさなければならない。 これは評議会が忌避することのできない道義的義務であり、評議会が負わなければならない法的責任です。 さらに言えば、これは理事会が憲章に従って満たさなければならない政治的要件です。アルジェリアはアラブ諸国を代表して、ガザでの即時停戦、人質全員の即時解放、人道物資へのアクセスの保証、強制避難の拒否を要求する決議案を提出した。 これは、現場の状況によって緊急に必要とされていると同時に、人類の最低限の要件にも基づいています。 この決議案は理事会メンバーの圧倒的多数によって支持されました。 中国も決議案に賛成票を投じた。 米国の拒否権発動により、ガザ地区の状況はさらに危険な状況に追い込まれている。 中国を含む様々な当事者は、この拒否権に対して強い失望と不満を表明した。

 

 我々は引き続き国際社会の他の国々と協力し、ガザでの戦闘の早期終結、人道状況の緊迫化、二国家解決の実施と中東の平和と安全の永続に向けて責任ある有意義なさらなる行動を取るよう安保理に働きかけていく。

 

 

北京青年報:世界銀行は昨日、中国輸出入銀行副頭取の張文才氏を常務理事兼世界銀行グループ最高管理責任者に任命したと発表した。 中国のコメントは何ですか?

 

毛寧: 世界銀行の任命を歓迎します。 中国は世界最大の発展途上国であり、世界銀行は世界最大の多国間開発機関です。 過去40年以上にわたり、両国は発展のための緊密なパートナーシップを確立し、生産的な協力を実施してきました。 中国は、発展途上国が持続可能な開発を実現し、地球規模の課題に効果的に対処できるよう、改革を通じて開発を促進し能力を強化するという世界銀行の目的を強調することを支持する。 私たちは今後も世界銀行との協力を深め、世界の貧困削減と開発の大義に積極的に貢献していきたいと考えています。

 

 

ロイター:中国は今日水曜にブラジルで始まるG20外相会議に出席するために誰か代表を派遣しているのか? 王毅大臣は出席していますか? そうでない場合は、なぜそうではないのでしょうか?

 

毛寧:王毅外相は予定の都合で会議に出席できず、馬昭徐外務次官を中国代表として会議に指名した。

 

 

AFP: スパイ罪で執行猶予付き死刑判決を受けている中国生まれのオーストラリア国籍のヤン・ジュンさんは、家族によると控訴しない意向だという。 彼の健康状態が悪化したと言われています。 中国はヤン・ジュンに医療援助を提供しているのか、そしてヤン・ジュンの健康状態はどうなっているのか?

 

毛寧: 私の同僚がこの事件に関する情報を共有しました。 中国は法の支配を守る国であることを強調したいと思います。 中国の司法当局は法律に従ってこの事件を処理し、今後も法律に従って関係者の合法的な権利と利益を保護していく。

 

 

ロイター:同じくG20会議に関連して、ロシアはウクライナを会議の議題にすることに反対している。 中国はG20会議でのウクライナに関する議論に同意するだろうか?

 

毛寧: G20は国際経済協力の最高のフォーラムであり、地政学的問題や安全保障問題を解決するためのプラットフォームではありません。 これはG20のコンセンサスです。 我々は、外相会談が連帯と協力を強化し、世界経済の成長と発展に貢献することを期待する。

 

 

ブルームバーグ:ブルームバーグは、米国が同盟国に対し、ロシアが早ければ今年にも核兵器を宇宙に配備する可能性があると伝えたと報じた。 関係者らによると、ロシアは核兵器を使って人工衛星を破壊する宇宙拠点の能力を開発しているという。 中国はこれまでも核兵器の使用を避けるよう国際社会に訴えてきましたが、この報告書について外務省からコメントはありますか。

 

毛寧: あなたは、ロシアが宇宙に核兵器を配備する可能性があるとおっしゃいました。 私は、ロシアが宇宙への核兵器の配備に引き続き反対しており、この分野に存在するすべての協定を順守するよう各国に要請するという反応を示したことに留意した。

 

 関連問題に関する中国の政策と立場は一貫しており、明確である。

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仮訳終わり

 

 

 

 

 2022年6月15日以降の記事については、毎日の配信はしません。気が向いたときのみです。

 

 記事タイトルの最後の数字は記者会見の年月日を示します。今回のものに「240221」とありますが、それは「2024年2月21日」のことです。

 

 報道官の意向と英語表現は違いますし、また、それを翻訳すると訳者の意思がでてしまいます。2021年6月からは、誤訳ならびに文法的な間違い以外は翻訳ソフトのままにしています。そのため「ですます体」と「である体」が混在しています。また、従来行っている、敬称略ならびに役職名の前置化をしていません。