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https://www.bbc.com/news/world-latin-america-67881300
アルゼンチン指導者ミレイの労働改革計画に裁判所が打撃を与える
2024 年 1 月 4 日 13 時(グリニッジ標準時)
ヴァネッサ・ブッシュシュリューター著
BBCのニュース
アルゼンチンの裁判所は、新しく選出されたアルゼンチン大統領ハビエル・ミレイによってもたらされた抜本的な経済変革に打撃を与えた。
裁判所は、大統領が先月就任した後、大統領が法令によって導入した労働改革を差し止めた。
労働組合はこの変更が労働者の基本的な保護を損なうと主張し、この変更に異議を唱えていた。
ミレイは労働改革を一時凍結する判決に対して控訴するとみられている。
改革案では、労働者の試用期間は3カ月から8カ月に延長され、解雇された従業員の補償金は減額され、妊娠休暇も短縮される予定だった。
アルゼンチンの主要労働組合連合である労働総同盟(CGT)が法的異議を申し立てた。
1月24日の全国ゼネストを呼びかけた同連盟は、アルゼンチン経済が廃止を提案したような規制によって妨げられていると主張する新大統領にとって、大きな悩みの種となっている。
大統領ミレイは先月の就任宣誓後、アルゼンチン国民に対し、アルゼンチンが陥っている経済危機から抜け出すためには「ショック療法」が必要だと語った。
インフレは3桁に達し、人口の40%が貧困の中で暮らしている。
ミレイは12月31日の演説で、改革案に反対するアルゼンチン人に対し、同氏の提案が阻止されれば「聖書に匹敵する社会的大惨事」が起こるだろうと警告した。
53歳の同氏は11月、左翼候補セルジオ・マッサとの決選投票で55.65%の得票率を獲得し、政権に就いた。
ミレイは選挙期間中、公共支出を削減し、同氏が「アルゼンチン経済の衰退」と呼ぶ状況に終止符を打つと約束した。
しかし、大統領の計画は苦労して勝ち取った労働者の権利を解体するものだと主張する国内の労働組合や左翼団体からの反発もある。
首都ブエノスアイレスでは先週、変更に反対して数千人が行進した。
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仮訳終わり