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https://www.bbc.com/news/world-europe-67058953
ウクライナ戦争：ドニプロ川を越えてキーウ軍の増強が報告される
2023年10月19日16時GMT
ヤロスラフ・ルキフ
BBCのニュース
ウクライナ軍は、同国軍がロシア占領下のドニプロ川左岸（東岸）に進入したとの報道を確認したようだ。
軍参謀本部は、川の東３キロ（２マイル）にあるヘルソン地方南部のピシュチャニフカ村をロシアによる砲撃の対象に挙げた。
米国に本拠を置く戦争研究所（ＩＳＷ）は、ウクライナ軍が川の東４キロまで進軍したと発表した。
ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、ウクライナの作戦は失敗していると主張した。
ウクライナは6月に南部で反撃を開始し、ロシアが2014年に不法併合したクリミア半島へのロシアの陸路を分断しようとした。
キーウはアゾフ海沿岸への到達を目指しており、この地域のロシア軍を二分し、クレムリンの補給線をより複雑にしている。
反撃はこれまでのところ遅々として進まず、限定的な領土獲得しかもたらしていない。
ウクライナ軍はこれまでにもドニプロ川を渡って小規模な襲撃を何度も行ってきたが、最近報告された進軍は、大規模な川越え攻撃作戦を見越して支配地域を拡大しようとする試みとみられる。
ウクライナ軍参謀本部は木曜朝の報告書の中で、ロシアが過去24時間以内にピシュチャニフカを空爆したと発表した。
村内やその近くにウクライナ軍がいたかどうかについては詳細を明らかにしていない。
その数時間前、ISWはロシア情報筋の主張を引用し、「ウクライナ海軍歩兵2個旅団の中隊規模とみられる部隊が10月17日から18日にドニプロ川を渡って東岸に向けて攻撃を行った」と述べた。
「10月18日に公開された位置情報映像は、ウクライナ軍がピシュチャニフカ（ヘルソン市の東14キロ、ドニプロ川から3キロ）の北からポイマ（ヘルソン市の東11キロ、ドニプロ川から4キロ）まで進軍したことを示している。 」と米国に拠点を置くシンクタンクは付け加えた。
ロシアの軍事ブロガー、ウォーゴンゾは木曜日、ウクライナ本流の東岸で戦闘しているウクライナ軍部隊は以前に英国で訓練を受けていたと主張した。
一方、ロシア国防省は、この地域でのウクライナの作戦を確認したようだ。
水曜夕方の報告書で、ロシア軍がポイマと近くのピドステパネ村でウクライナの破壊活動・偵察部隊４グループの「活動を鎮圧」したと述べた。
ロシア政府は、ヘルソン地域におけるウクライナの反撃は全体的に失敗していると主張している。
水曜日に中国を訪問中のプーチン大統領は「まだ結果は出ていない。（ウクライナには）損失がある」と述べた。
その他の重要な展開は次のとおり。
・木曜日のロシアによるヘルソン砲撃で3人が負傷したと地元当局者が発表。
・水曜日、南部イン・ザポリージャ市でロシアによる攻撃により5人の死亡が確認された。
・ロシアの空爆後、ザポリージャとドニプロの中心都市でさらなる爆発が報告されている。 死傷者が出たかどうかは不明。
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仮訳終わり