オクでノイマンU87を買ってはいけない。
これまでにも同じようなことを2度、別の切り口から書いている。
今度もまた別の切り口から書いてみよう。
今回の話題はプラスチックである。
マイクの構成部材にプラスチックを使用した場合、多少なりとも必ず経年劣化や使用による破損の憂き目にあう。
特にU87で多いのはピン折れだ。
パッドとローカットのスイッチに付いている直径1㎜くらいのプラスチックのピンが根元から折れるのである。
このパーツ、交換可能と思いきや、ノイマンでは交換部品を販売していない。
実は現行のU87AiとU87ではスイッチの内部構造が異なるのである。
どこがどう違うかは両方買って分解すると分かる。
というわけで、この部分を完璧に直すには部品取り用の個体から移植するしかないのである。
まあ、しかし、このピンが折れていても気にする人間はあまりいない。
現場においてローカットもパッドもあまり使用しないからだ。
ここまではU87Aiにも通じる一般的な話だ。
ここからはビンテージのノイマンU87の中でも特に注意が必要な個体の特徴を述べるとしよう。
実は今から話題にするプラスチック、マイクの内部に使用されているから開けてみないと分からない。
どこに使用されているのかというと、カプセルの下の土台になっている部分である。
ノイマンU87に使用されているプラスチックには年代別に3種類あるのをご存じだろうか。
透明、カレー色、クリーム色の3色である。
その中でも特に気を付けないといけないのは70年代前半に使用されたカレー色のプラスチックである。
(このあたりに黄色いプラスチックの写真を掲載予定。)
このプラスチック、簡単に割れる。
触るだけで割れる。
ポキポキポキポキ割れて、悪夢にうなされることになる。
接着剤を使って接着すれば良いだけの話だがとにかく見た目が汚くなる。
カレー色のプラスチックには要注意だ。
オクでノイマンU87を買ってはいけない!
オクでNeumann U87を買ってはいけない!