批判を浴びる結果となった靖国参拝
しかしアメリカの批判さえなければ
これは悪くはないタイミングであり
戦略的に成功といってもいいだろう
ちなみにアメリカの批判が無ければ
台湾の反応も違っていたかもしれない…
では戦略的メリットを考察していこう
まぁそもそも中韓からしてみれば
靖国参拝自体はどうでもいいことで
あくまで政治利用でしかないのだ
批判することで国内の支持率UPと
政治批判の目をそむけられる
云わばいちゃもんが付け易い
対日万能型口撃兵器である
ある評論家は
そんな見え透いた安い罠に
プライドをかけて参拝するなんて
ナンセンス的な事を言ってはいるが
コレを利用してあるメリットが
発生すると思われる
・韓国をTPPに参加させない(参加を遅らす)
単純にTPPは終盤で参加するほど
条件なり経済効果が不利になるのが定石
故に韓国の有益を少しでも減らす為
憶測を飛躍させれば
ライバルであるサムスンに打撃を与えて
国内メーカーを援護する狙いではないだろうか
なのでこれについては参加させないというか
遅らすの方が正しいかもしれないが
ここで一つの誤算がすでに生じていて
TPPの年内合意がまとまらなかったのが
最大の計算外であろう
もしまとまっていれば
前記事でも述べた通り
米国を怒らすこともなかったかもしれない
まぁもしかしたら年内合意を
取り付けられなかったからこそ
韓国の妨害・干渉を阻止するため
参拝をした見方もありえるだろう
結果論になるが
対等に渡り合えると評された
甘利大臣が病気で欠席したのが
大きく響いた言える…
・小渕副財務の会談阻止
実は参拝の同日、韓国に訪問していたのだが
件の事で親善親交の会談が急遽取りやめになった
この会談の詳しい情報は掴めていないが
タイミング的には出来過ぎているので
関係回復をしない方が有利と判断されたのだろう
向こうさんも国交の改善をしようという
世論がたかまってきた矢先の事である
webの情報では石油なんかは
ウォンは信用されていないので
日本から輸入しないと買えないのだから
いっそ経済制裁としてやってもいいし
この切り札を残したいのかもしれない
でも、それなら中国から買えばいいか?
長くなったので、つづく~