この前、日曜洋画劇場でやっていた
ジェイムス・キャメロン監督の『アバター』を見た
前にも確か地上波で放送していたが
最初の導入についていけなくて
見るのをやめた気がする
こうゆうのって劇場だと
お金を払っているのと集中できる環境から
なんとか見る気になるけど
部屋で見る映画はつまらないと
他の事をついやってしまうので
やはり映画って映画館で見るべきかも…
ちなみに私
ブログで映画の批評を書くのは初めてかも
まぁなぜ今回は観る事になったかというと
寒かったこともあり布団にくるまりながら
ボーとTVを見たおかげでと
途中から解りやすくなったので
一応最後まで見る事にしました
で、感想としては
ストーリ自体はありきたりというか
ハイブリットなテンプレートって気がする
・息ができない環境=ナウシカ
・住む地球を捨てて移民的な=なんかの映画
・スパイとして潜り込むも
結局仲間になり一緒に戦う=どっかの映画
・先住民が近代兵器をもった
侵略者と戦う=平成狸合戦ぽんぽこ
なんだかアメリカのネイティブアメリカンとの抗争を
近未来的な映像美で表現した映画というかね
まぁ映画評論家でもなく
さほで映画を見ていない私が言うのもなんですが
最近の映画って(といか見たことのある映画限定だけど)
映像ありきというか映像の美しさだけで
そのまま押し切ってしまうような風潮にある
別に映像が凄いとかキレイなのが良くないというわけでなく
それだけで終わってしまうという感じで
面白いストーリー・撮り方・アングル・演出
っていう感じがしない
過去最高の興行収入のこの映画ですが
期待が大きいほどそうゆう傾向かなと
というか興行成績がイイ=いい映画ではないような気がしてきた
興業成績がイイ=宣伝戦略がよいという
10年くらい前に音楽業界のような…
そうなるとこの先、CDが売れない時代のように
映画に観に行かない時代が来るかもしれません
穿った見方をすれば
「この映像どーよ、すごいだろ」という
自己満足的な気がしないでもないですが
見る側にとっても
結局は自己満足を満たすだけなので
お互い様なんでしょうね
話を戻して、まぁすこぶる悪いというわけでなく
よくあるストーリだなと思うだけで
なかなか良くできた映画だなと
以下ネタバレですが
途中ストーリがありきたり過ぎて
ダレてきましたが
個人的に一番の盛り上がりは
大佐との戦闘です
もうこの大佐、王道の悪役っぷりで
清々しいくらいです
サリー「もう終わりだ、あきらめろ」
大佐「俺がいる限り、終わりじゃない」
サリー「そう言うと思ったよ(ニヤリ)」
このやりとり最高でした
王道って大事ですね
なんだかこの大佐一人に(悪役だけど)
オイシイとこを持っていかれた感があります
それくらい印象に残る感じです
王道的にしぶといしね
まぁ後、印象に残ったのが
大佐を仕留める獲物が
ヒロインの死んだ父の形見の弓と
ビデオレターの記録が
ラストを締める伏線にしたのが
良かったかなと
ただ、ここでPCのTVがエラーを起こし
エンディングを最後まで見れなかった…
この発売時期のPCTVはおまけ能力でしかなく
特に富士通は酷い、NECならマシだったろうけど
なのでまた放送があったら観たいなと…
んまてよ
そう見るとこの興業成績最高というのも
リピーターの多さからきているのかも
作品の世界設定を難しくして
俺みたいに最初は無視し
後からなんとなく理解することで
再度、一からみたくなる心理というか
そうゆう演出だったのかも
そうみるとこの映画
結構、戦略に乗っかった考え抜かれた演出なのかも…
最後に主人公のアバターって
誰かに似ているなぁ…と作中ずっと思っていましたが
最後に思い出した
…
横綱 白鳳に似てるわ(笑)