これも去年の正月からやや過ぎた
バーゲンで買ったエフェクター
以前から気になっていましたが
タイミングが合わなんだで…
コレの謳い文句は
『宇宙で最もワイルドなディストーション』
なんとも強気な発言です
3980円の割にはキレイな美品です
たぶん試奏用でしょうね
青LEDのインジケータでチキンノブ
左から
BASS,SCOOP,TREBLE,LEVEL,SUSTAIN
そんなコンロール系ですが
やはり注目を浴びるのはSCOOPでしょう
これはMIDDLEレンジを-30dBカットできるという
メーカーの説明で、要はドンシャリ機能です
通常、ツマミは全開にするとブーストですが
これに限ってはカット方向になるという
まさにドンシャリ好きのメタルさん向けディストーション
まぁ、このエフェクターのレビューは
他のブロガーさんの書いている通りではありますが
一応、書くことにしよう…
このエフェクターのキモは
なんといっても『SCOOP』
単純にカットするだけなら問題ないんですが
カットの減衰が良過ぎて、7以上にすると
音量が小さくなります
かといって、絞ると音量がデカくなるという
非常に困ったエフェクターです
いきなし総評すると
ものすごくヤンチャで使い勝手が悪いですが
それが愛おしくもある…
なので、まずはSCOOPの位置を決めることから
始めなければなりません
まぁ、ここを押さえればなんとかなるというところ
さて、ここからですが
各ツマミについて書いた方が良い気がするので…
まずはBASSから
4以下にすると一気にしょぼくなります
5から始めるのが吉というところ
6~7辺りはドスッと迫力がでます
ドンシャリ時は上げてもいいかもしれませんが
それ以外では上げ過ぎない方がいいでしょう
TREBLE、これも上げ過ぎるとしょぼくなるし
下げ過ぎても音がこもるので
4~6辺りで落ち着けるのがいいでしょう
そして、問題のSUSTAIN…
一応GAINとかDRIVEの位置づけでしょうが
これについては0以外どの位置でも
大した差がありません
全開でも半分でも同じぐらい歪みます
せいぜいベルトーンの出具合くらいかと…
これが宇宙一ワイルドと呼ばれる由縁でしょう
ただ、完全に0にした場合は話が違ってきます
クランチというほどにはなりませんが
そこらのディストーションの歪みまでには落とせます
この0を基調として音作りをすると
面白いのかもしれません
まぁ、何かと音決めするまでに難がある『RAMPAGE』
その唯一、使い勝手がイイ点を挙げると
ブースターを使う必要がないほど
1弦が歪むという事かと
なのでSCOOPをカット時でのソロなんか
案外、イイかとも思います
これはこれでかなりワイルドだと思う
でも、こんだけ歪む機体を
もしブースターとして使ったら…と思ったので
ブースターとして使うとあらビックリ
かなりイイです、特にパワーコードは
音にハリがでるので気持ちイイです
この使い方は結構面白い
かなり幅を持たせられるのではと思う
逆にブースターをかませられると
ノイズが大きくなるだけで
大した効果は期待できません
…
やはり、このエフェクター難解です
でも、何か可能性を秘めている
エフェクターではないかと
評価:★★
追記:
欲を言えばSCOOPのバイパスSTOMP SWがあれば
かなり使えると思う…