さて、その肝心のサウンドは
衣装から想像出来ないハードさで
テンポとノリが良く
且つビート感あるナンバーを
楽しそうに演奏している
(楽しく演奏するのは大事な事だね)
序盤はへビィー
中盤はシットリバラード
終盤はキャッチーでお客参加ダンス系グルーヴ
といった構成
この楽器隊各3名は
担当楽器のレクチャーDVDを出せるほどの腕前で
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聞いていても特に目立ったミスもなく
最近聞いた中では一番安定している演奏だった
特にドラムがしっかりしているので
安心して楽しめるのだ
やはりバンドの要はドラムなのだと
再認識させられました
(ドラムは電子タイプなので
もしかしたら打ち込みだったかも…)
さらに特質すべき点は
音の出し方も上手いということ
感覚的なことなので
説明しづらいんだけど
インディーズって全体を考えず
自分の音を優先に考えるケースが多いけど
(それが必ずしも悪いわけではない)
各パートが自身のおいしいとこ
他を邪魔しない中で出過ぎずに
バランスを考えて音を出してるように思える
でも、もう少しギターとベースが前に出ても
良かった気がするけど…
これは勝手な推察だが
序盤の数曲は結構私好みの曲調で
何故かなと思ったら
リズムやらドラムのキメが
黒夢に近いような気がしてならない
もしかしたらメンバーの中に
黒夢ファンがいるかもと想像してしまった
まあ、それくらいナイスアレンジだったとも言えよう
各パートを少し語ると
ベースはバランス的に引っ込み気味だが
よく耳をこらせば、随所にフレーズを盛り込み
どのパートにも言えるがよく動いていながらにして
堅実なプレーをしている
案外、人時並みのパフォーマンス技術は
持っているのかも知れない
ギターもベース同様引っ込み気味なのが
もったいない位の面白いシンセフレーズを
バシバシとかましており
スタンダードなギターフレーズも
卒なくこなし、結構器用だなと思った
ドラムは硬質でエッジの効いた
男勝りのドラミングで全体を引っ張っている
おそらく野太いコーラスをしていたのは
この人だと思う…
ちなみにバラードではキーボードも弾いていた
ヴォーカルはハスキーな声質で
巧く客を引き込むパフォーマンス&トークは
老練で百戦錬磨だ
ただ、好き嫌いでいうと
あまり好きではない声質であり
全体的にやや外れ…あまり合わない気がする
音量的に前に出ていれば印象は変わったかも
ラストは客と一緒に振りをするナンバーで
締めくくり、ステージを後にした
正直、フラッと寄ったライブではあったが
かなりのクオリティであった
(時間があれば、その他のセッションや
朝倉大介も見たかった)
もし、サインしてくれるなら
CDを買ってもいいレベルだったくらい
現在、1st miniAL発売ツアー中らしいので
暇とチケット代によっては
LIVEに足を運んでみたいな~と思わせる
バンドだったりした
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