BEAMSの途中でやっと席にたどり着く
こちらが息付く暇も無く
【Spray】のイントロが流れる
湧き上がる歓声
スゴイ…いやこの光景は
なんだろう?
2年前の武道館とは段違いだ
【the end】は3曲目からは熱が引いてしまったが
熱が全く引かない
会場まで走ったからじゃない
息が整ってないからじゃない
体中が興奮しているんだ
ものすごくドキドキしているんだ
過去、こんなに興奮を覚えるLIVEはなかった
ソロのmerrowツアーはすごく良かったけど
我を忘れるほどまでは至らなかった
※でも、泣きそう…いや、泣きましたけど![]()
新生SADSも息が上がるほど
拳を振りかざしたが
どこか冷静にプレイを研究していた
※でも、一番筋肉痛と疲労困憊になりました
けど、この代々木はこれらの
良い悪いの優劣をつけると言うわけでなく
次元が違った…
自分の何かが抑えられないのが
手に…いや体にとるように判る
この感覚…
そう…唯一覚えがある
1998年、初めて行ったLIVE
初めて黒夢を観たLIVE
CORKSCREW A GO GO
in横浜アリーナ 活動休止前のLIVE
代々木を観る前まで
我が生涯No.1のLIVE
これはそれに匹敵…
いや!!凌駕するLIVEだ
アンコールのMCでも言っていたが
the endの反省を踏まえ
かなりお稽古をしてきたというのもある
しかし、それだけではこんなLIVEはできない
やはり、観客席の一体感が半端でないのだ
横浜アリーナの時にも感じたが
観客全員が曲のキメ処に反応し
そして歌う、叫ぶ、拳を上げる
各各々好きなように暴れ楽しんでいるにも関わらず
なぜかまとまっているという不可思議な混沌
この矛盾した共有感が
奇跡的なLIVEを成立させているんだ
だから、この場にいた全員が
黒夢といっていいのかもしれない
黒夢を愛している…
そんな、共通意識を持つみんながいて
このLIVEが完成できた
正直に言うとthe endの印象が脳裏に
焼きついていたので
もうsadsとソロだけやって
黒夢やんなくてもいいやと
思っていた自分に侘びを入れさせたい
半端なく、つづく