KUROYUME the end ~ birthday | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

MCで言った


『今を、今を生きてください』



当時、武道館でこの言葉を聞いて

理解できたことがあった



まず、その前に【the end】の

公演内容について書かねばならないが…



正直、一曲目の【FAKE STAR】を聞いた時は

思わず、体の血が逆流するくらい

体が熱くなり、カァーとのぼせてしまった



が…



2~3曲目からは全然、音が合わず

明らかにミスをしていた



正直、レベルでいったら

デビュー前の緊張し過ぎてる

新人バンドみたいだった



ただ、これについてはリハ不足や力量不足ではなく

会場が360度客席であるが故に起きた

音響による弊害である


(それでも上手く修正したのだからスゴイ)



でも、自分としては

かなりガッカリしてしまい

期待し過ぎてしまったと思った



開始時の熱は引き

アンコールのsadsカバーと【Like @ ANGEL】までは

冷静な視点でLIVEを観ていた



進行するにつれ

『やはり清春はソロだな~』


と思ったその時


最後のアンコールの冒頭に書いたMC




『今を、今を生きてください』







これは私の勝手な解釈ですが



ソロが素晴らしいのは

止まらず、動いて、日々成長しているからで



これがもし活動をせず

たまにしかLIVEをやらず

同じ変わり映えのしないセットリストの

言わば【死んだ】状態ならば



おそらく、清春のLIVEでも

観に行くことはないでしょう…



それは清春の姿だけを観に行くわけじゃなく

常に魅了し成長し続ける、清春の歌を聞きたいからで



だからこそ、全公演は無理でも

都合を付けてLIVEを観に行くのだ



これが、新曲を出さず

過去の曲を演り続けるだけなら

おそらく飽きてファンを辞めているだろう



つまりはソロは【生きている】から

だからこそ輝いていて、観た人が幸せになれる



当時の黒夢は死んだままだから

※元から(清春は)トドメを刺しに来たんだけど

それで心に響かなかったんだと理解した



もし、これが【生きている】【黒夢】ならば

たとえ、演奏がメチャクチャでも

胸に響くものがあったはず



それは活動休止前のツアーでも

証明されていたはず



当時は演奏や音が雑でも

それを凌駕する勢いと言うか



凄みがあった



でも、15年近く止まっていた黒夢には

それはあるはずもなく…

消化試合にも似た気がした



ただsadsのカバーについては

何故だか別で


裏切り行為だと思う人はいるだろうが

なんか清春さんのエッセンス(人を喰うという)が

加えられた所為か、少し息を吹き返した気がした



だからか、なんかワクワクして楽しかった



ただ、このMCを聞いて


『生者は死者を越えられない』


そんな言葉が同時に頭をよぎった



つまり…この言葉にはそんな意味が

込められていたんじゃないかと感じてしまった


この黒夢を受けて…


この言葉が出てきた…


こんな死んだ黒夢ではなく、すがるのではなく



だからこその『今を生きてください』


今を生きて輝いて欲しいという願い




生きて進むことで初めて意味を成すことがある


だからこそ清春さんはリリースすることに意味があり


初めてスタートを切り出せる


そんなことを言ったんじゃないかと思う



ただLIVEをやるだけでは復活ではない

成長し進化する事こそ生きている・動くということだ




そして、成長や進化をしたくてもできない


【生きること】が叶わなかった


【生きる黒夢】を見ることをできない


あの人 のためにも…



2/26はそんな【今を生きる黒夢】を期待し


【未来】を視てみたい…




※わかりづらい文章・表現に最後まで

お付き合い頂きありがとうごさいます


また、これは個人の感じ方なのと

人それぞれ違った解釈がありますので

他者の感性を否定してるわけではありません